「誰にも縛られずに、自分の思うままに生きたい。」
そう願った少年・ハックルベリー・フィン(ハック)は、
ひとりの逃亡奴隷・ジムと共に、ミシシッピ川を下る旅に出ます。
舟に乗って流れる川の上では、
夜空の星が水面に映り、風の音だけが響く――。
そこには、町では得られない静かな自由がありました。
けれど旅の中でハックは、
「正しいことって、なんだろう?」と深く考えるようになります。
周りの人が“悪い”と言うことでも、
自分の心が“それでいい”と思うなら、どうすればいいのか。
この物語は、ただの冒険譚ではありません。
自由とはなにか、人を思う心とはなにかを、
ハックの成長とともに考えさせてくれる物語です。
ミシシッピ川を流れる旅は、まるで人生そのもの。
読み終えたあと、少しだけ胸が温かくなる――
そんな一冊です🌙
