こんにちは、 今回は自分がまだ小学生のガキであった10年前に放送していた、今でもお気に入りのドラマの一つである「spec」を紹介していきたいと思います。
主人公となるのは沙耶と瀬文の二人の刑事。
まず、当麻さやは天才的な頭脳を有し、自由奔放な性格の持ち主。餃子を狂信的とも言っていいくらい愛しています。まあ一言で言うと変人です。対して、瀬文。彼は元sitの隊員で、当麻の言葉を借りると、熱血バカです。とても情に厚く、正義感の強い男です。対照的な性格をもつこの二人は未詳と呼ばれる課に所属しており、そこでは主にほかの課では解決できなかった謎めいた事件を取り扱っています。
そしてここがこのドラマの一番の特徴でもあるのですが、このドラマの世界ではspecという力をもった人間がいます。通説によると、人間の脳は全体の10%ほどしか使われておらず、残りの90%は完全に未知の領域です。このスペックを持つ者たちはその残りの90%が開花し、超人的な能力を持つに至ったもの達です。その能力は多岐にわたり、病を治すものや未来を予言する者、はたまた記憶を書き換えるものなど。まさによりどりみどりです。
当麻と瀬文はこの通称specホルダーたちにより引き起こされた難解な事件の数々を、未詳の刑事として捜査していくことになります。 specホルダーたちの人智を超越したような力に、時には危険な目に遭いながらも当麻の天才的な知能と瀬文の熱血根性で対抗し、事件の解決に奔走していく二人。そしてその過程において、彼らはspecを巡る国家ぐるみの大きな陰謀に、そして争いに巻き込まれていくことになります。
このドラマはspecという奇想天外な設定や国家ぐるみの陰謀など、一見するとSF作品にような世界観であまり感情移入できなさそうに思えますがしかし、登場人物たちが抱える苦悩や葛藤などがとても現実味を帯びた形で表現されており、その設定の壮大さに相反して感情移入ができとても面白い作品となっています。
また、主人公サイドのみならずspecホルダーたちの苦悩も描かれています。そのような一方的ではない、両方の側面からの正義が表現されていることで、見ている私たちもどちらが正しいのかという葛藤に悩まさせられるような、そんな物語になっています。
とにもかくにも、見始めたら止まらない中毒性のあるドラマでとても面白いのでおすすめです。
