「Sound of Silence」誕生逸話 | めん100

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サイモンとガーファンクルのさわやかなハーモニーにあこがれ追及して止まない、
ちょっとマニアックな二人組アコースティックユニットがお送りするライブ活動日記&その他です!

S&Gのデビューアルバムは1964年の「水曜日の朝午前3時」でした。
このLPは結局鳴かず飛ばずの結果に終わりました。

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実はこのLPのプロデューサーは当時のボブ・ディランのプロデューサー
トム・ウイルソンなのです。そのトム・ウイルソンはS&Gに内緒で
LPに入っていたアコースティックバージョンの「Sound of Silence」の原曲に
ディランの「Like a Rolling Stone」の録音メンバーを使って音を重ね
勝手にエレクトリックバージョンの「Sound of Silence」作りました。
それがラジオで流され、ヒットチャートを急上昇!
とうとうビルボード誌で1位を獲得するに至ります。

こうして、当時イギリスにいたS&Gは本人たちの知らないうちに
アメリカで超人気デュオとなってゆきました。
皆さんご存知の「Sound of Silence」はこのように生まれました。
ウソみたいな本当のお話なんです。おもしろいですね。