ごぶさたしています。
この秋、全国で問題になったツキノワグマの出没。。

クマは、森の生態系の頂点でクマが「おとなしく」住んでいる森は、生態系が豊かな森と判断することができるそうです。

人家周辺に出没したり、山中で突然出会うと、クマ・人間ともにパニックになり、お互いに傷つけあう結果になります。
クマはもともとは臆病な性格で、辺りに人間がいると気付くと遠ざかっていくようです。
大きな体のクマですが運動能力は高く、時速30~40キロで走ったり、木登りも大得意です。
1日に移動する距離も40キロ以上になる個体もいるようです。

山中では出会いたくはないツキノワグマですが、大事にもしていきたい存在です。

以下の画像は、今年見つけたツキノワグマの痕跡です。

虚空蔵山おろし

看板をかじった跡


虚空蔵山おろし

クリに残った爪跡


虚空蔵山おろし

クリの木に作った熊棚


虚空蔵山おろし

アベマキに残った爪跡
Howdy? カツオです。

能美市の里山内でも、早春の花が咲きはじめました。

七ツ滝周辺の瀧浪フィールドでは、

マンサク

虚空蔵山おろし-マルバマンサク

ヒメカンアオイ

虚空蔵山おろし

ショウジョウバカマ

$虚空蔵山おろし

キンキマメザクラ

$虚空蔵山おろし

などなどが咲いていました。

ツボミの状態でしたが、キクザキイチゲやキブシなども今週末には咲いているのでは??


いしかわ自然学校のホームページをチェックしていただくと、4月の自然体験活動が紹介されはじめました。

能美の里山ファン倶楽部関連の体験活動もアップされているので、ご確認ください。
金沢大学の角間の里の研究員中村さんと、角間の里で打合せの後、そのまま、ESD石川tの設立総会に参加してきました。

ESDという言葉を聞いたと記憶しているのは数カ月前。

「持続可能な開発のための教育」と日本語では訳されていることが多いのですが、、要は、、「うまく、まとめるにはさらなる勉強が必要です。」ちなみに、開発は発展と置き換えた方が意味が通じやすくなるようですね。

日本全国でESDが展開されているようで、このESD石川tは、Education for Sustainable Development in Ishikawa Teachersとなるようで、主な構成員は「先生」達です。

正式に会長に承認された、表先生(輪島高校校長)

$虚空蔵山おろし

エンジン役の三津野先生(大聖寺高校)

$虚空蔵山おろし


そして、ESDの神様とも呼ばれている、金沢大学の鈴木教授。今回は記念講演として、「持続可能な開発のための教育in石川」という表題で、地球環境問題以外にもあふれる様々な問題と、持続可能な社会にしていくためのパラダイムシフトそして、ゆるやかにそのパラダイムシフトへと持っていくため(気付かせるため)の教育、さらに、北陸でのESDの採用事例などをお話していただきました。


$虚空蔵山おろし


通常の学習要領によるカリキュラムを、ESDシステム(?)を採用した場合に、関連付けをした例です。

$虚空蔵山おろし


帰宅途中にの車の中で、ふと、頭に出てきたのが、1冊の冊子。。「どこかで、こんな本をよんだなぁ。。」。帰宅してから本棚をさぐると、ありました。おそらく、10年くらい前に購入したはずの、事例集。。「持続可能な開発教育。。。。」
なぁんだ、前から知ってたんじゃん!!

ESDに、関しては理解できていないことが多いのですが、幸いにも、能美市内にはESDに関わっていらっしゃれル方もおおく、私が担当している、某塾の受講生も事務局次長だし、白山ユネスコスクールも泉台にあります。環境教育の端を汚している存在ですが、地元にESDの考えに気づいてもらい、特に小学校などから採用してもらえるように、勉強を続けて行こうと思ったのでした。
Howdy? カツオです。

能美市主催の、「朱鷺の話しを聞く会」に参加してきました。

能美市の里山地区内にある、いしかわ動物園へ、1月8日に4羽のトキがやってきました。
そのトキをなんらかの形で応援しようと、能美市が、いしかわ動物園の地元集落にあたる、上徳山町の集会所にて実施しました。

いしかわ動物園の園長、美馬さん(自然保護課時代にはお世話になりました。)からのご挨拶。。

$虚空蔵山おろし

引き続き、動物園のトキ飼育担当の竹田さんから、一般的なトキに関する情報から、いしかわ動物園にやってきたトキに関する事柄までご説明いただきました。


トキを世界に紹介したのは、シーボルトだったようです。当時の日本には、各地でトキが舞っていたようです。

$虚空蔵山おろし


トキの食事=ドジョウと認識されてしまっているようですが、放鳥されたトキや、タニシやカエル、昆虫なども食べているようです。また、トキはサギとは異なり泳いでいる魚は捕えられないことや、ツルは炭水化物(穀物やドングリなど)も食べるが、トキは食べないようです。
トキは、泥(沼や田んぼ)にクチバシを突っ込み、クチバシに当たったものを食べているとのことでした。

$虚空蔵山おろし


日中朱鷺保護協会の方にも教えていただいたのですが、トキは農薬が原因で絶滅したと言われているのですが、実は、激減したのは化学農薬が使われるずっと以前の明治時代で人間による狩猟が主な原因だったようです。もちろん、農薬も要因にはなったようで、日本最後のトキの死去後の解剖の結果、肝臓などから農薬の成分が検出されたようです。

$虚空蔵山おろし


日本の空で、トキが舞う姿が戻るには、里山の再生が不可欠とのことで、佐渡では放鳥もされていますが、兵庫県豊岡市のコウノトリの放鳥も良いケーススタディーになるようで、水田に魚類や両生類が出入りしやすいように、魚道を設けたりしたところ、淡水魚の数が増えた、(コウノトリを守るため)農薬の使用をやめる・減らしたところ、米の販売価格があがったなどの予想もしなかった副産物もも生まれたようです。

$虚空蔵山おろし

その後、地元の方から休耕田を利用したドジョウの養殖に関する話が話題になりました。地元の方にとっては、耕作放棄地が増えることに関しては危機感があるようですが、いざ、ドジョウの養殖となると担い手の問題などの壁が高いようですね。

ドジョウの養殖をしてみたい方はいらっしゃいませんか??
Howdy? カツオです。

新・里山情報ブログを作りました。

活動Blogに投稿をしていた、里山情報やスタッフの活動の様子など、混載すると「。。。。。」など、ご意見いただいておりましたので、別枠を設けました。

今後は、こっちで徒然の情報発信します。