ママはテンパリスト
- ママはテンパリスト 1 (愛蔵版コミックス)/東村 アキコ
- ¥780
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子育て漫画は数あれど、子供の愛らしさとか、子供の突拍子も無い行動を描いたものも多いけれど、このコミックエッセイはママ・東村さんの言動が突拍子も無く、その子『ごっちゃん』がこの人の子供らしく笑わせてくれるわけなんです
こんな子育てを楽しんでみたいような、みたくないような・・・いや、9-1で、みたくないな(たぶん体力がもたない)
子育てが終わった人から子供まで、笑える漫画ですよ
じーーーんと感動するシーンは皆無
うちの小学5年生も腹抱えて笑ってます
たくさんの笑いを提供してくれた『ごっちゃん』、来年小学生にあがるということで、残念ながらこの漫画は4巻で終了です
子供って大人の想像の範囲を超えている生き物だったり、また教えたわけでもないのに、すごく大切なことをはじめから知っていたり
子供は6歳ぐらいまで、母親の胎内にいた記憶があるっていうじゃないですか
私も娘ぽんちゃんに尋ねてみたことがあります
このことを聞くのは、子供が一日落ち着いていた日の眠りにつく前がいいそうで
彼女が小学1年の時のある夜、絵本を読んだ後、静かに質問してみました
「ねぇ、ぽんちゃんは、お母さんのお腹の中にいた時のことを覚えてる?」と
彼女は『え?』というようなぽかーんとした顔して、すぐに目をきょろきょろさせて考え始めました
いつも一緒にいる母親だから、彼女が何を考えているのかがわかりました
『お母さんは何を言っているんだろう?お腹の中にいたこと?よくわからない・・・でもお母さんが期待している答えを返さなければ』
こんな風に考えていたと思います
そしてぽんちゃんはにっこり笑って、穏やかな声で私にこう答えました
「うん!おぼえているよ!」
小学1年の子供が母親に気を遣って、瞬時に考え出した完璧な答えに驚きました
この優しい心をもって生まれてきたこの子が、自分の判断で生きていけるようになるまで守っていこうと心の底から思った夜でありました
※テンパリストにはお腹の中のこと覚えてるの3~4歳までってかいてあった
小1じゃ聞くの遅すぎたかな