こんにちは。今日もスペインは晴天です。実は明日私達は初めてスペインで少しローンを借りてみます。その辺のお話しはまた後日。
という事で今日は癌患者になってこうしておけばと思った事についてお話しします。
勿論、がん検診ちゃんと受けてね。とか、自分でも触ってね。とか色々とありますが、私が皆に必ず言ってるのは
ローンの三大疾病保障はちゃんと検討してね。
です。
昨日書きましたが、ガンになって自分の時間が思ったより短いかもしれないと思った時、自分のやりたい事を考えたり、家族との時間を大切に生きたいと考える人が多いと思います。でも、まだまだこれからの家族がいたり、自分の寿命だって分からないので生きていくお金も必要です。自分と家族の幸せと必要なお金のバランスを考えて仕事をどうするか悩む人も多いと思います。
最近は働き盛りでガンになる人も多いですよね。私もまさしくそうです。そして、そういう人は大抵、大小は別にしても仕事に人生の大部分の時間を取られていますし、仕事でストレスを感じていると思います。だから、癌に打ち勝って幸せを追求する生き方をしようと思っても、お金の心配が出てきます。
でも、もし三大疾病保障に入ってたら、とても助かるし、選択肢が広がるんじゃないかと思うんです。残念ながら私は住宅ローンで無駄に金利が高くなるだけだと考えて三大疾病保障を入れませんでした。だって、若くして三大疾病になってるならきっと死んでしまうし、その時には生命保険でローン残金免除になるのだから不要では？と思ったんです。
私は元々保険を無駄だと思うタイプなので、癌保険以外入らない人でした。しかも、母が60歳で癌が発覚して呆気なく亡くなってますし、若くして癌になったら助からないと思い込んでました。
ところが自分が癌になって、半年後に夫も心筋梗塞で死にかけた時、凄く思ったんです。もし十分なまとまったお金があれば、二人でとりあえずのんびり暮らすを検討する事も可能なのにと。
大抵の人はローンを35年とか定年まで、もしくは定年後まで返済する予定で借りますよね。つまりはその人にとって十分なまとまったお金を借りてるはずです。それが、心筋梗塞、ガン、脳梗塞になって、死と直面した時に残額免除となります。（勿論、銀行によって色々と細かく条件が異なるのでしっかりと確認して下さいね）
癌保険はあくまでも治療の為の保険です。だから一時金で貰えるのは多くても100万とかです。勿論とても助かりますが、それで生き方を変えたり、暫く働かないを選択するのは難しいです。でも、人生を通して稼ぐ予定のローンが免除になるという事は、その人の生活水準で考えてもある程度のまとまったお金が手に入る事になると思います。それなら少し選択肢が広がるのではないでしょうか？
私は自分がガンになった時は夫が働いてしっかり稼いでくれていたし、万が一には一人で稼ぐ覚悟をしてくれてるのを感じてましたし、暫く働かないという選択肢も取れました。でも半年後に夫も死にかけた時、二人で仕事辞めてのんびり暮らそうと具体的な提案をしてあげられませんでした。勿論、私達はアーリーリタイアを計画し始めていたので、収入の半分は使わない生活をして貯めていました。だから、二人で仕事を辞めても何とか幸せに暮らしたかもしれません。でもまだアーリーリタイアの準備が全然足りてなかったので、もしかしたら長生きだってできるかもしれないまだ若い二人が細々とでも幸せにのんびり暮らせる計画を自信を持って提案できませんでした。
だからその時に思ったんです。死と直面するような病気になった時に大きなまとまったお金が入ったら、暫く働かないとか自分をより大切にできる働き方を選択するとかできるかもしれないと。その選択肢を検討できない事はとてもつらいから、三大疾病保障って入るべき保険だったんじゃないかと。
仕事が大好きで死ぬまで働いていたいとかそういう人は不要だと思いますが、もし貴方やパートナーが仕事を休んでのんびりしたいと思うタイプの人なら、三大疾病保障はしっかり検討すべきだと思います。なんならマネープランの三大疾病保障として、とりあえず家賃分程度のローンで家を買うという備えもありじゃないかなと思うくらいです。だって癌になる人は本当に多いんですから。
ちなみに私達は、夫が無事退院して安定した体調になり、私の抗癌治療も終了した後に1ヶ月休暇を取って沖縄にプチ移住をしました。アーリーリタイアの移住先の検討と計画をより具体的にする為です。その沖縄暮らしは本当に想像以上に素晴らしかったです！沖縄って外国感もあって素敵なカフェとかレストランもあって、最高ですよね！その辺りもいっぱい話したい事がありますが、それもまたの機会に。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
より幸せな人生にする何かの参考になればと思ってます。
いつでもお気軽にコメントしてくださいね。