危機対応は情報が命。情報が得られないものは対処しようがない。
危機対応は情報が命。情報が得られないものは対処しようがない。その危機が災害なのか企業経営なのかに関わらず、危機対応というのはISO標準になっている。これに従えば、勘と経験と度胸(いわゆる「KKD」)に頼らない安定的な対応が出来るとされている。しかしながら今回の潜水艦納入をめぐる顛末では、当初優位の報道がある中、ジリジリ状況が悪化し、今や瀬戸際とも取れる報道がメジャーから出ている。これをどう読み解くべきか?解説記事は(勝敗が決してからハズレの無いように)メジャーから出てくるのに任せるとして、憶測ではあるが当事者は「パタッと情報がください無くなった」苦難の渦中にあったのだろうと考えた。企業人であれば4兆円とも報じられる案件獲得に奔走していただろう。政府も後押しを惜しまなかったと思われる。しかしながら最後に差が出た辺りを「軍需産業経験のな さ」で片付けるのは無理がある。最初から織り込んで然るべきところだからである。自らも知りえない「不利な情報」が漏れたか、自ら検知できないライバルの「優位情報」があったかのいずれかと考えるのが自然であろうと思う。情報がなければ手も足も出ない。という原則を見つつ、メジャーからのレビュー記事を待ちたい。【日経新聞】豪潜水艦「日本は選考で最下位」 共同開発巡り現地報道