明け方、私は家のベッドに寝ていた。目覚めるとベッドの様子がおかしい。掛け布団がベッドの下に半分敷かれてた。
変だなあと思いながら起きて玄関に行くと、小さな様々な模様の千代紙でできた傘が置いてある。
寝てる間に誰かが侵入したのか⁈ストーカー的なやつか⁈とビビって親戚の叔母のハローに電話する。(こういう時はなぜか母じゃないのね)
電話をしながら、外に出ると全く知らない商店街に出た。そこにもう長らくご無沙汰してた我が夫の信平ちゃんが私の方に向かってニコニコしながら歩いてくるじゃないか!
いつもの帽子と杖をついて初夏の装いだった。
久しぶりすぎて嬉しくって「信平ちゃ〜ん!」と駆け寄る私。大きな身体全身で受け止めてハグしてくれた。
「もう今までどうしてたのよぉ〜?」と言うと
「敦子ちゃんには見えないけど、時折様子を見に来てます」とニコニコして言う
2人で見知らぬ街を手を繋いで散歩した。
でいつの間にか目覚めてしまった。
もっと一緒にいたかった。これからまた来てくれるといいな。
2016/5/13