ふと、目に止まった人
見慣れた後ろ姿 聞きなれた声
懐かしい匂い 大好きだった仕草

もう忘れたはずなのに
もうあなたは私の隣にいないのに
もうずっと会っていないのに

すれ違っただけで
鮮明に思い出してしまう
あなたの隣にいた記憶

大好きだったあなたの隣にいた
暖かい記憶

あなたの目にはもう私は映っていないのに

あなたの中に私はもういないのに

私の中のあなたはずっとずっと
居座り続けていて
忘れさせてくれない


季節外れの北風が吹いた気がした
思い出したあなたの温もりを
さらっていったようだった