皆さん、こんにちは。
保育園等で「リトミック」そして、自宅でピアノ&リトミックを教えています。
久しぶりに投稿してみたいと思います。
また、お読みいただけたら嬉しく思います。
1年も放置していましたが、時々ではありますが、アップしていきたいと思います。
6月になり、もう少しで「父の日」そして、両親のそれぞれの命日がやってきます。
この年齢になり、両親のありがたさが身に染み、朝に夕にと迄はいきませんが、仏様に手を合わせる毎日です。
そこで、今日はどうして私が「ピアノ」なるものを習いだしたかを簡潔に書いてみます。
ネットもスマホもパソコンも何もない時代、家の近くに大手の音楽教室がありました。
春の募集の前か何かだったのでしょうか?
ほぼ隣に住む○○君のお母さんが、私の母に言いました。
「○○を音楽教室に通わせるから○○ちゃんも一緒に行こう。ご主人様みたいに音痴になったら大変よ。」
そうです。私の父は、近所の人も父の職場の人も、親戚も友だちもみんなが認める「大音痴」だったのです。
ついでに言うと、字もとっても下手でした。
今のように情報はない時代ですから、誘われるままに、私は母と一緒に、隣の○○君と共に、音楽教室に通うことになったのです。
考えると、この時代でも、ちゃんと情報を持っている人は持っていたのだと解るのですが、その当時、我が家の両親は持っていませんでした。
我が子も音楽の道に進ませ、何とか、細々と音楽と共に生きてきた私が今のお母様方に伝えたいのは「お母さん、自分の信じたことをやってみて。」ということです。いわゆる私の子育ては「失敗」がたくさんあったかも知れません。いや、ありました。
でも、子どもは解っています。反抗したり、あまのじゃくになったり、言うことをきかなかったり、様々なことがありますが、自分の生きていく道を自分で探すことができ、ご両親の想いはちゃんと受け留めています。
まあ、今の私が考えれば、娘が反抗した時、ぜーんぶ受け止めて、いわゆるいい意味で放置して、見守れば良かっただけなんです。しかし、その当時はそれができませんでした。
娘と私は今「音楽の道」を歩んでいます。
色んな道があると思います。