今月、3月末でお母さんが仕事を退職することになりました。
小学校の教師をしていたお母さん、
36年間も勤めていたら、
”退職”を決断するタイミングにも勇気がいったと思います。
もしかしたらお母さんの中では
”定年まで”ということがいつも頭の隅にあったかもしれません。
でももう十分。家族みんな感謝の気持ちでいっぱいです。
私は社会人になって事務職しかしたことがないけど、
夏は涼しく、冬は暖かいとこでのデスクワークだけ。
それに比べお母さんの職業は、夏や冬でも外に出て体育を教えること、
社会見学や野外活動や、遠足、
それに毎日の授業、生徒指導や保護者の対応・・・
授業をすることだけが仕事ではなく、
色々な研究もあるし、東京に出張に行くこともありました。
帰宅してからも当たり前のように仕事をして、
深夜0時を過ぎることもよくありました。
その中での仕事と、
子育、家事の両立、本当に頭が上がりません。
結婚式の花嫁の手紙でも読んだけど、
母として、女性として本当に尊敬しています。
私がちょうど広島に帰っているときに、
新聞に退職するお母さんの名前が載ったので、
それを見た人達から、電話やメールがお母さんにきていました。
でもお母さんは、スッキリとした表情に見えました。
うらやましいくらい多趣味なので、
映画鑑賞、海外旅行、国内旅行、英会話、テニス・・・など
仕事をしながらでも、いつも楽しんでいて、
友人もとても多く、休みの日はよくお出かけしていました。
今まで、仕事が終わってから、英会話とテニスに行っていましたが、
韓国語の講座も受けようと申し込みをしたみたいです。
4月からは今までとは全く違う生活を送るようになると思いますが、
その生活がお母さんも楽しみなようなので
私もそんなお母さんの新しい生活が楽しみです。
少し早いけど、この前実家に帰ったときにお祝いのケーキを用意しました。
あと一週間、お母さん頑張ってね