僕の考えている事を話した。
笑われるような話だった。
匿名でだって恥ずかしい話だったけど

でも彼は目を輝かせてくれた。
どうしようもなく嬉しい。
この嬉しさに理由なんか着けたらダメだよ。


特技はなんですか?
自慢できる所はなんですか?
貴方の長所って?

そう聞かれて、人が自信を持って答える物は、その人が努力して勝ち得た能力なんだって。


僕はそんな物が一つもない。
人より優れてると思っていた物も虚像だった。


人より優れてる
これが長所、特技じゃない。
ウサインボルトがいたらタイソンゲイは足がはやいなんて言えない。そんなことないだろう。

でも僕に特技や長所なんて無い。
ただ生きてるだけ。
この生きてることを特技にしたい。長所にしたい。
誰よりも鮮明に生きたい。
幕末の志士より昭和のロックスターよりNYのジャンキーより海から逃げ切った人たちより屋久島の森より利己的な細胞より
のほほんと暮らしてる牧歌的な僕が誰よりも鮮烈に生きたい
僕は自分に自信がない。

そとみや友人は立派にしているくせに、中身は全くチープだ。

中身がすっからかんだから、軽い。

そとみだけ見て勘違いしてしまう人もいて
後々、あぁなんだってがっかりされるのが申し訳ない。悔しい。腹立たしい。
だからそういう人は軽蔑する。
劣等感を持たない人は軽蔑なんかできないんだと思う。
でも軽蔑をした相手より、自分がどれだけ薄っぺらい人間か
知ってる。
自己嫌悪で、それがもう
中身からっぽ。

昨日また僕は軽蔑する人の1人によりすがって
その彼女の部屋で寝た。
その時に、前に観た映画の中で大竹しのぶが叫ぶセリフが頭に浮かんできてどうしようもなく惨めだった。
生きるって重いことよぉ

今も頭に響いてる
生きるって重いことよぉ