結局午後から雨になった
歌舞伎町の安ホテルから見える
朝の気だるい通り
窓ガラスの水滴をじっと見つめると
サカサになったセカイセカイ

ここから逃げるように
頭の中でメグリメグル
暮らしたい
生きていきたい

窓ガラスの水滴の中で
メグリメグルセカイセカイ
すごく気持ちがいい
身体が5cm浮いてるような
頭が綿菓子になっていくような
そんな感覚 心地いい感覚

足の付け根あたりがジンジン痺れて
頭にある意識はどんどん降りてくる
そのまま一挙動に いっそ一挙動に
オーガズムまで連れていって
あなたの胸で眠っていたい

憂鬱な木曜日
憂鬱な午後3時
憂鬱なあいつの声
広い街で僕は今日も
夜毎何かを壊しては
暗い暗い暗渠の中へ
潜って行くのです