七夕藤と桃で混成する、水平線の少し上。浪に揉まれる大岩の、先で遊する羊飼い。無限の羊を手綱で連れて、天之川へと、水飲みに。鵲の橋を横目に覗き、箏の調べに聴き蕩け、鷲の銀翼に魅入られながら、星の欠片を飲み干した。笹の小舟を追いながら、曙の庇へ、もう一度。