『馬を庭で飼う』アニマルガーデンnikokoroのブログ -50ページ目

今日も雨・・・

関東地方全般で、雨ですね。私が休みのときは、ずっと雨ショック!これ、本当にすごい確立なんです!

そんなズーーんっと暇つぶしでブログ巡りをしている方、必見!


こんなしあわせそうな顔・・・かわいいじゃないか!どうでしょう??


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雨だったので、薬局で必要なものを買ってきました。

本当に製造中止でなくなって残念なのは六十ハップ。皮膚病の薬浴用として販売されていましたが・・・何でも、違う用途で使う人が多いとかで、製造中止になってしまいました。本当に残念です。昔、お世話になりました。
馬をやっている方はもちろん、蹄をもっている動物や皮膚病の動物には抜群でした(←病気の種類によります)。


蹄の蹄叉(テイサ)と呼ばれる、歩くときに足への衝撃を吸収するという部分があります。梅雨場や馬房掃除ができないときに、この蹄叉という部分に細菌が大繁殖!蹄叉が腐ってしまう、蹄叉腐乱という病気があります。


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※この写真だと、蹄叉中溝を指しているように見えますが・・・蹄叉は三角になっている部分です!わかりづらいかな?




この場合、よく洗って乾かすというのが一般的にとられている方法なのですが、外は雨なんて場合・・・濃い六十ハップを塗布。蹄叉はイオウの成分のおかげで殺菌&固まります。軽度の場合は、これで治ってしまいます。また、皮膚病の場合・・・白濁するまで水で薄めた六十ハップ塗布します。軽度の場合、これで、治るのですがね・・・なくなってしまったので仕方ありません。


今日購入したものは、誰でも薬局で手に入るものです。自馬でも医療行為をすることは、禁止されていますので獣医さんを呼びましょう!!一番は、近くで毎日みていて、病気になりにくい体をつくっていくことだと思います。


あしたは晴れになーーーれ★

馬を買うと・・・飼うと

馬を買うと・・・
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「馬の手帳」と「種馬登録証明書」という書類が渡されると思います。ここには、馬の生産地や名前、性別や毛色などの特徴が書かれています。犬でいう血統証が「種馬登録証明書」です、その個体の父・母・その父・母、そのまた父・母が記してあります。(←これ、紛失すると再発行に2万円くらいかかるそうです!!)生産者によっては、この登録証明をつくっていないという場合もあるようです。また、手帳のほうには、「馬伝染性貧血」検査証明や病歴、投薬などが書かれることになっています。

 馬伝染性貧血というのは、家畜伝染病予防法に基づく家畜伝染病の1つです。日本では、これが検査指定となっています。年に1度、馬の採血を行い、検査後、手帳にハンコが押され伝貧検査終了となります。ペットの馬で、移動がない場合、検査は行いませんという地域もあるようです。

 さて、本日は仕事がお休みで、しかも雨!

登録に行こう(←行かなければならない!!)とおもって、いったんです。

それらしき受付で、



私:「個人で馬を飼ったんですが・・・申請を出したくて」と。

受付の人:「は?・・・少々お待ちください」


すると、担当者らしき人が出てきました。


「えっと、こちらではいりません!」とあっさり言われました。

ほ?っとおもいよくよく聞くと・・・ほかの地域では、「化製場等に関する法律」のもと申請が必要な地域もあるようです。が・・・ここの地域ではいらないようです。さすが、田舎!!

(ちなみに、施設が500㎡以上で、馬が8頭以上いる場合は、申請が必要です。また、施設、糞尿処理についても細かく定められています。)


その後、県の家畜課に連絡しました。すると、北部家畜衛生所というとことろに「馬を飼っていますよ」という申請を出せばよいということで・・・


さらに電話。防疫課の担当の方に事情を説明し、飼い主の名前・住所・馬種・電話番号などを聞かれて、あっさり申請可ということになりました。


 今までは、自分でこのような法律については考えることも、機会もあまりありませんでした。調べていくうちに、ホホーと思うことがたくさん。飼うことで、日々、いろいろなことが見えてくるような気がします!



馬本日のお買い物馬

 にんじん8袋 ¥80×8

 ヘイキューブ ¥2000

 ルーサン42㎏ ¥3444

 アメリカンチモシー46㎏ ¥4600

 燕麦1袋(20㎏) ¥1800



我が家も、梅が咲いています。あーーーいい香りドキドキ


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雪の日

昴がきてお互い暮らしのペースがつかめてきました。


 私が現在、徹底して行っているのは、『肢あげ』です。もともと、牧場の方がとても丁寧なので、大分おとなしく肢

をあげてくれますが、はじめは少々試されました。体重をかけてきたり、顎を乗せてみたりと。でも負けじと『オ、イ

っ!』と声で一喝!!それでもダメな時は、鉄拳です(←今回はほぼありません)。でもここで馬に理解させるのは、

「人に体重をかけちゃいけないよ、自分で立って」ということ。そして、私が念頭においているのは、昴が少し緊張し

ているということ。動物が理解できない罰(罰を与えるタイミングや罰の強さ)ならば、不要な恐怖心を抱いたり、人

間不信になったりしてしまうのです。 わたしは、肢あげについては、できるまでとことんやります。できたら、やめ

て、その時はそれ以上やりません。


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毎日欠かさず蹄のお掃除はしなければ、蹄の病気になってしまいます。また、馬が逃げてしまったとき、肢

をあげさせておけば、馬はそれ以上逃げられません。また、安全に装蹄師さんが削蹄(蹄をきること)や装蹄(蹄鉄

を打つこと)をおこなうためにも大切な項目です。こんな理由から、私は、馬の『肢上げ』は馬を扱う上で基本になると思っています。


昨日になって、「上げて」というだけでスッと肢上げをしてくれるようになりました。少しずつですが、関係の構築が

できてきたようです。




そんなこんなで・・・・・・・・今日は雪の結晶になりました!

お!雪じゃないかい?

うーん、芝でもあるかな?モゾモゾもぐもぐ


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ブラシをかけているところでパチリ!そこそこ~

フイーーーーーーー萌えですなぁ

あーーーーーたまらん。

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ってとこですかね。寒いのであたたかくしてくださいね!


ブラシ大好き!

おそらく(←今のところ)とてもマイペースな昴ですが、
1日のうちで一番好きなのはブラシがけです。
ブラシをかけられると、ツイツイ変な顔になっちゃいます♪ 
ブラシする?っとブラシを見せているところで撮りましたにひひ
歯はまだ乳歯。ウマの歯もヒトと同じで、生涯で1度だけ
はえかわります。個体によって多少ばらつきますが、
雄は大体4歳~4歳半くらいで、雌は3歳半から4歳くらいです。
ちなみに、雄が40本、雌は36本。雄には、犬歯があります。
雌でも犬歯がある個体がいますが・・・なんとなくですが、
原種に近い個体に多い気がします。
ヒトと違って歯の根はとても浅く、次の歯がすぐ出てきます。
なので、草を食めないなんてことはありません。
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写真は、アメリカにいたときに来てくれた歯医者さん。
日本の場合、獣医さんが歯を見るのが一般的
です(←日本にも、馬の歯医者さんがいらっしゃいます!)。
もちろん、「あーーーーーん」といって人のようにずっと
口をあけていることはできませんので、開口器を使います。
これを口に入れて、口が閉じられないようにします。
その間に、とがっている歯をヤスリで削ったり、
虫歯の治療をしたり・・・。
かみ合わせなどが悪くて歯がとがってくると、
口の中を切ってしまったり、ハミ(口の中に入れて、
馬を制御するもの)を嫌がったり、ひどい場合は、
草を食べることができなくなる場合もあります。
   人も馬も歯が命ですなドクロ

ウンチの話

馬が家に来て1日。




父の感想は・・・「ずっと食べて、ずっとウンコしてるな!まるで、人糞じゃなくて、馬糞製造機だな」ですって!


でも、本当にそうですね。ということで、ウンチの話をしようと思います。


ちょっと汚いなって思いましたか?でも、とても大切なことなんです。さて、画面の前の便秘の方~?いらっしゃいませんか?便秘、しんどいですよね。ヒトの場合、一日に1~3回くらいの便がでますよね。では、ウマの場合は何回くらい・・・?




 ウマの場合、個体差はありますが、一日に6~15回程度。年齢・性別・環境にもよりますが、一日に14~23kgのウンチが出ます。食べたものは大体48時間くらいで消化され、便として出てきます。


さて、ウマのウンチは、どんな形かご存知ですか?健康なウマのウンチは、球状で緑茶色です。時間がたって乾くと、少し黒っぽく見えます。同じ草食動物ですが、ウシはベチャベチャのウンチが出ます。


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ウマのウンチ v.s. ウシのウンチ



ウマの腸がとても長いという話は前にしたと思います。小腸での脂質、糖質、タンパク質の分解吸収の後、盲腸でセルロース(繊維)の微生物発酵が行われます。生後2週間くらいの子馬が母馬の新鮮なウンチを少しずつ食べることによって、有用な微生物が定着するのです。




雨が降っていましたが、雨雲の切れ間を見計らって、放牧場に運動に行きました。


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放牧してあげたいのですが・・・まだ柵がないので、できません。と、言うことで、紐をつけて走らせる調馬策(ちょうばさく)というトレーニングをちょっとしました。その後、裸馬に少しまたがりましたが、背中が平らなこと。裸馬、最高です!!さて、さて今日はこの辺で~。これからウンチの掃除をしてきます♪