道中、彼の携帯にたくさんの着信があったので、分かる範囲で今回のことを報告しました。

天気は激しい雨が降っていて、気温は低くなってました。

自宅に戻ってきた私たちは、すぐに和室に旦那さんを寝かせるお布団を用意しました。

彼を寝かせて、改めて見てみると、顔に擦過傷(内出血?)があるけど、全然普通。

まるで眠っているみたい。 そっとおでこやほっぺを撫でてみたら、ひんやりしてた。

やっぱり、起きないんだよね…


ここから怒涛の時間の過ぎ方。

お通夜、お葬式の手配。

そして、喪主としてあれこれと動いて、無事終了。 スピーチ2日間とも失敗しちゃったけど…(笑)

家族でひっそりとするつもりだったけど、大々的になっちゃいました。

わざわざ遠い関東から駆けつけてくれたお友達もたくさんいました。

旦那さんはたくさんの人に愛されていたんだなぁ。  お式の間、涙というよりも、うれしかったです。

よかったね、いっぱい会いに来てくれたね。 って、うれしくて、ずっと(うっすら)笑顔だったと思います。

式が終わって、式場を後にしたら、お父さんたちも病院に戻らないといけないから、すぐに関東へ戻っていきました。

お母さんが、「ちゃびちゃんと一緒になれて、あの子はホンマに幸せやったと思うよ~」って言ってもらえて、うれしいんだけど、なんだかくすぐったい感じでした。 照れ臭かったです。

見送った後の家は、ガランと広くて、こんなにも静かなのかと思いました。

式が終わるまでは、毎晩泣き叫んでいたんですが、この日から、それはなくなりました。

ちゃんと心の中でけじめがついたんだと思います。  

私を心配して、妹がしばらくの間、私と一緒に暮らしてくれることになりました。

いつかは一人暮らしになっちゃうんだろうけど…。  考えると怖いけど、今はみんなの厚意に甘えることにしました。