不利な状況 | ノラとハナウタ

ノラとハナウタ

自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

 

 

 

 

誤解されてると思うと

どうしても本当はこうだよ!と言いたくなる。

 

私たちにありがちなのは

自分が言われた時は我慢して言い返さないのに、

誰かをかばってひと言いった為に逆ギレされたり、勝手に勘違いされて無視されたりする。

 

全くもってソンな役回りだと思う。

 

あの子は他の子にひどいことを言ったし、

私はそっと注意しただけなのに

まるで自分が被害者みたいに言いふらし、

いい態度をとって来る。

 

いったいなんなんだろう。

味方を増やして、自分が正しいと言いたいの?

「その前に私にひどいことをしたよね?」

ってノドまで出かかってるけど、

「あっちが言うなら、こっちも!」

って思ったりするけど、

なんだか…気が進まないでしょ?

 

すごく嫌だし、傷つくけど、なんか

「こっちだって!」

という気にならなくない?

 

すごい面倒くさがりなのか、

もしくは、

本当はこれ以上傷つきたくないから

見ないフリしちゃうのかもなと思ったんだけど

この前、ハッとした。

 

ある人がね、

『みんなが暴走するのを止めたかったから

ストップをかけた』と言っていた。

『少数派の、傷ついてしまう側の人がいる

と、気づいた瞬間に止めた』と。

 

なるほどー、これか!

って気がついた。

 

私は、あの子が暴走するのを止めたかった。

 

自分の方がすごいでしょと自慢して

出来ない子たちが傷つくのを見て

それなのに「すごいね」なんて言っている子たちを見て

自分が褒められたいからって

周りの子を傷つけるのはどうなの?って。

 

まぁ、余計なお世話だよね。

余計なお世話だけど、

悪くないじゃん、こういう自分もって思った。

 

それにね、

あの子が被害者として言いふらして

その話しをただ聞いてしまっただけの人たちが

困った顔をしてるのを知ってるから

こっちは黙っておこうって。

 

「本当はあの子は他の子にこんなこと言ったよ!

私にもこんなこと言ったんだよ、

だから私はそっと注意しただけで、

人前で攻撃なんかしてないよ!」

って言ってしまったら、

あの子とも、私とも、

まぁまぁ仲良く出来るかなって感じている

あいだに立っている子たちが

あの子にも、私にも気を使って、

どっちを誘おうかとか、

どっちかに話しかけたら、気分悪いかなとか

いちいちあの子と私を見比べるだろうなって。

 

そういうの、すごい苦手。

 

悪いことをしていない人たちが困ってしまう状況が。

 

好きな人たちを困らせることはしたくない。

だから黙って悲しくなったりするけども

でもさ

気づいてくれる人たちはいて、

分かってるよって言ってくれたりする。

傷つけないで済んだことと、

理解してもらえたことがとても嬉しいよね。

 

また逆に、

聞いた話しだけで判断して

私たちを嫌うなら、それは友達じゃないから、

悲しまなくていいやって思う。

また別の子を探しに行こう。

 

その場にずっといて、

気づく誰かを待ってると

ずっとずっとその事だけにとらわれてしまうから

別の方を見てみよう。

 

顔を背けたその先に、まだ話したことのない

優しい誰かがいるかもしれない。

気の合う誰かがいるかもしれないから。

 

別の誰かが違う世界と繋がっていて

今まで知らなかった世界の話を聞いた時、

なんて狭い場所で、

狭い人間関係の中で

仲良く、仲良くなんて思ってたんだろうって

バカらしくなったりもするからさ。

 

ただ、

本当に誰もいないのか

あなたの味方は誰もいないのか。

 

出て行く前に、

よーく見てからね。

 

前にいるとは限らない。

隣にいるとも限らない。

静かな正義を持つあなたを

守れなくてシブい顔してる人が

じっと後ろで見ていてくれているかもしれない。

 

声をかけるにもなんだかいい人ぶってるみたいとか

直接守れないのに、かばってあげられないのに

大丈夫?なんて言えないなぁとか思って

ただ、黙って見ている人も悪くはないよね。

気にしてくれてありがとう!

そう伝えるだけで全てを理解する人たちもいる。

 

友達ってなんだろうとか、

誰だろうとか、どんな関係が友達だろうなんて関係ない。

自分が一緒にいたいとか、

何かあったら声かけたいとか

話したいとか。

自分がそう思えたら友達ってことでいいと思う。

 

相手の判断は相手に任せておけばいいやって思うのは

もうオバさんだからかもね(笑)

 

 

では、またね!

 

 

 

2022.02.01

02:22