旅行って行きたいですか？
みなさんはいかがでしょう。
私はひとりになりたいし、
やりたいことは家で出来ることなんです。
パソコン、材料、道具、工具…すべてが家に揃っていて、持ち出して、なくしたり壊したりしたくない。
それ以前に、持って行くには大荷物！
なので旅行へ行くとなるとせいぜい読書か観光で（←フツーはそれでいいのだろうけど）、
本も吟味して絞るとなるとサラッと読める系で尚且つ途中で嫌にならない内容で、願わくばせっかく知らぬ土地で読むのだから、なんかこう閃きとか、新たな感情の湧くような本がいい…。
なんだそれ…非常に悩ましいじゃないか！
観光も疲れない程度に空いていて欲しいので、メジャーではない方が喜ばしい。
大汗をかかず、寒くもなく、自然もありつつ、爽やかだと尚いいですよね。
って、自分で調べもしないで何を言っているのだろうか…。
しぶしぶ準備をするものだから時間が無駄にかかり、
（もうむしろ、君たちだけで行って来てはくれまいか…）
と、思うくらい。
あまりにも積極性が無いため、私が観光することに疲労しやすくて行きたくないのだと思っている夫は、
「じゃあのんびり出来る旅にしよう！」
と嬉々として言うのですが、
（いや、だから…のんびりする為にセカセカと準備して出掛ける意味！）
という心の声。
なのでよっぽど楽しみなところでない限り、行く気にはならないのです。
じゃあ楽しみな場所ってどこよと問われれば、
「車で目の前まで行ってくれたら見なくもない…。どこでもいい…」
という、そのまま言ったらガッカリどころか航空券も破り捨てたくなる暴言だとも分かってます。
なので黙って淡々と準備をし、子どもと「楽しみだね…」などと言ってみたりしながら出掛けるのです。
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子供の頃からお出掛けは苦手
子どもの頃から『お出掛け』は苦手でした。
まったく落ち着かない、馴染まない、ちょっといい服を着て、早く早くと言われて行動するのが苦痛極まりなく、なんで付き合わされた上に、「笑って」と言われて写真に写らねばならぬのか、さっぱり分かりませんでした。
大人になって親になり、なるほど子どもが喜ぶと思ってしてくれていたのかと気がついたので、私は子どもに言います。
「ここへ行こうと思うけどどう？」って。
そして、
興味はないけど行ってみたら楽しいってこともある。
逆に、やっぱり来たくなかったってことも。
だからこういう場所だよって、ほんの少し情報を伝えたり見せたりしてみる。
「海は大好き、観光名所はイマイチ」
と言うので「いいね、海で遊ぼう」と決める。
『興味がなくても見せるべきものはある』と言う人もいるし、実際、どこかで見たなとか、子どもの頃に連れて行って貰ったなと心に残るのも素敵だと思います。
なので本命は海、天気がイマイチだったら観光も含めて検討する…という風にしておく。
ただ、私自身が顔に出さずに内心うんざりして育ったタイプなので、息子には顔に出すことを禁じて来ませんでした。
それゆえに、それはそれは渋い顔をしては『ここはつまらない』と知らせてくれます。
「行ってみたら楽しかった！」
という感動はひといちばい感じますので、一度の旅で感情が上がったり下がったりしつつ何倍もの味わいはあり、結論としては行って良かったよねとなるのですが…。
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オマケ
そして今回の旅は、簡単には会えないよね…と思っていた友達の足元まで行けるとの事で、このアタクシが、新たにスカートを買ったくらいでした。
なにせ車を出してくれる彼女の娘さんがオシャレ番長だと聞いていたので、毎度お馴染みの、あまりにもジョブズな定番服で行った場合、
「オイオイ沖縄にそれで来たのかーい！」
と言うツッコミをくらうのではと警戒したからです。
とても可愛らしくにこやかな娘さんたちで、すっかり安心して、めちゃ話し込んでしまったのは言うまでもありません。
ちなみに、その友達とは、zoomですら二人で話した事もなく、せいぜいメッセンジャーでポツリポツリとやりとりしていたくらい。深い話しもあったけど、お互い割と世間に向けて発信もしてしまっているので、隠してる事もないような、面白い関係でした。
会ってみたら、とっくに知ってた親しいヒトにバッタリ会えた時のような不思議な感覚。
やだもー元気ー？そーいえばこの前さぁ…みたいな？
距離感ゼロっていうか…親しくて当たり前な感じ？
もちろん今までの人生に起きたお互いの細かい出来事は知らないはずなのだけど、総じて『結果そう思うようになるよね〜』って感じで違和感が無かったのが非常に面白かった。
そして、3日連続で曇りだったので出かける用もなく、安心して話していられたー
いい旅だった！
ビバ、曇りの沖縄！
私の旅行ってこんな感じ。
それでいい。
これがイイのだ！
では、またね！
2022.05.07
17:00