知らない恋人【5】その後 | ノラとハナウタ

ノラとハナウタ

自分の最強の味方は自分じゃない?
色トリドリの自分を楽しんで行こう!

忍の一字で生きて来た母

父を知らない恋人のように
驚きと喜びを持って見つめている今の母。

 

7回の抗ガン剤は無事に終わり、継続している定期検査の数値は、問題なしとの事で元気にしています。

 

私がコレを書いたのは、色んな夫婦がいて色んなカタチがあるから、自分達夫婦がこれでいい!と思える関係ならば誰かやどこかの夫婦なんて意識する必要なんか無いよって事がひとつ。

 

もうひとつは、諦めたまま、ただ維持して行く関係が寂しい、ツラいから敢えて強気でツンケンして生活していると自覚しているヒトがいるならば、何度でも話し合って行くのも無駄ではないようだよと言いたかったから。

 

この『何度でも』がなかなかねぇ…
何度も続けば、
「理解力ゼロか!?」
って思いがちだし、
「こうなったのは相手のせい。だから謝りたくも無いし、仲良くなんてしたくも無い!」
と意地に意地を重ねて本音なんて見つからないくらい心の奥底に埋め込んじゃってたりもする。

 

たださ、男女の思考回路ってどうも全然違ってるみたいだから察するとか理解するって難しいみたい。諦める前にちょっと想像したり考えてみたらどうかなと思って書いてます。

 

女性的考え方だと
「察して欲しい、こういう話しをすれば察するだろう」
と思うけど、男性側は直接的な表現じゃないと伝わらないみたいなんですよね。

 

「こういうの、私、嫌いだし迷惑!」って直接いうと、凹んだりキレたりされてすごく嫌な気分になるから、相手の機嫌の良い時にさらりと説明して、これなら空気も乱さないし、言いたい事も言えたし良かった…なんて思ってると、言い方がソフトだから相手は気にも止めてなくてまた同じことをしてくる。
「イヤだからそれをよせと言ってんだよ!」
とこちらは毎度毎度イラッとさせられ、ストレスが溜まる一方。
でももういいや、言わないで…と心で距離を取り始めたりする。

 

その態度を見て、
「なんかあるなら言えよ」
なんて言われても、
(言っても分かんないのに説明させないでよ面倒臭い!)
と心で思って、
「別に!」
とか言い返したりね!
あーあるある、あるわー!私(笑)

 

例えば、ドラマで自分の理想とするシーンがあったとして、
女性が同じ事をして欲しくて
「いいなー!」
と言ったとする。
いいなーって言えば、私がコレをして欲しいって分かるでしょ?
って思って言うよね。

 

でも、これじゃダメなんだってね、男性は。

 

「いいなー!」
なんて女性に言われると、その俳優が好みであり、尚且つ、自分がそう出来てないと言われたみたいで傷ついたりムカついたりするんだって!
…なにそれ、中2病よりこじれてない?

 

どう言えば通じるかというと
「これをアナタがしてくれたら、私、すっごく嬉しい!」
と、あくまでも
「ワタシはアナタにして欲しいの♪」
という直接的な表現をすると伝わるらしい…。

 

えーーっ、女子にそこまで言わせるのぉ?
面倒臭ぇ!いや、失敬!
察してよ〜…ってな。

 

…という訳で、お互い悪気なく、大いにすれ違ってしまう脳を持ってる様なのでどの部分を一番理解して欲しいのかを主軸にして話し合うといいのかもしれません。
私が夫と言い合いになる際によく言うのは
「論点ズレてない?そこじゃないよ聞いてるのは!」
です…。

 

夫婦喧嘩なのかそのセリフ…とも思うのですが、そこの話しはしていないのになーんか勝手にストーリー作られてて勘違い方面に走って行かれるので。
聞かれたくない話しになると余計ですよね、誤魔化したいのかもしれんけど(小声)

 

とにもかくにも伝える事、自分の気持ちを言えるっていいなと思って。
妹にしても、娘達にしても、瞬発力でパッと言い返せるので憧れます。
それでいて引きずらないので周りもハッピー。
パッと怒って相手がシュンとすると、もう気が済んだ!って感じで、サッと戻るのは健康的な怒り方で見ていて気持ちがいいです(笑)

 

私はねぇ…HSPもあるし、性格も母譲り。
頑固で溜め込む主義でして…だから夫とも戦った訳ですけれども…。
そして未だに言わなきゃいけない事、山の如しで疲れるのですけれども。

 

今回は自分の切り替えさえ出来るなら、ココロに手遅れはないんだなと思って。
黙ってココロに負担をかけてると病気になっちゃうからね。

 

みなさまも
自分に優しく
自分を大事に参りましょう♪

 

まーー、私は夫が知らない恋人に見えることは無いなーーー!

観察、推考、分析好きだから、なかなかキャッ♪と愛に飛び付けないんだよなー。
そうなりたいかと問われれば、全く憧れない私なのであった(笑)

 

<お終い>

 

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自分の戦いはしんどかったけど、親の事は客観的に対応出来たわ…。

 

 


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