こんにちは。あきのはらです🍀

来てくださってありがとうございます✨

このブログでは身の周りで起きた物事に対して

不思議だな、おもしろいなと感じたことを綴っています。

環境的にはおとなひとり・子ども3人・ねこ2匹で暮らしています。

 

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自転車で20~30分の場所に製菓会社の工場があって、その工場の片隅に、ちょっと形が崩れたお菓子やスポンジケーキの切り落とし、アウトレットのケーキなどを割安で売っている小さなお店がある。お店というよりスペースと呼ぶのがふさわしいくらいの売り場面積で、私の前に親子連れがいて、私が精算を終えるとご婦人が背後でお菓子を選んでいる…と、私が行くときはいつも、ちょうどよく”引きも切らず”お客さんがいる。

その製菓会社の目玉商品が安く買えるのも嬉しいけれど、何と言ってもスポンジケーキの切り落としが私は好きなのだ。100円で売られている切り落としを子どもの誕生日ケーキにするなんて言ったら、「えーー!!」と言われそうだけど、作り立てだからふわふわだし、甘さも生地の軽さもちょうどよくておいしい。子どもたちに「誕生日のケーキ、どこのにする?」と聞くと3人のうち1~2人がここのケーキを挙げるのは、たぶん、私に遠慮して…という理由ではないよだれ

   スター

 

こないだも、真ん中の娘の誕生日祝いのケーキを買いに、土曜日の午前中、開店まもなくの時刻を狙ってそのお店まで自転車を走らせた。リクエストされたチョコのケーキの切れ端が買えてホッとして、ついでに自分の誕生日ケーキ用に日持ちのするパウンド型のショコラケーキを買って(私も2月生まれなのだ)、あと、誘惑につられてちょこっとしたお菓子も買って店を出た。

帰り途中に図書館があるので、延滞してしまった村上春樹の小説を返却していこう。予約している人がひとりいるらしい。お待たせして申し訳ない。

そのあとスーパーで、生クリームといちごを買って帰ろう。チョコといちごの組み合わせがいいよね~ラブ 生クリームにココアを混ぜてチョコクリームっぽくするか、生クリームにいちごジャムを混ぜていちごを強調するか…。ケーキとケーキの間にいちご本体を挟むなら、クリームは少し甘いほうがいいかも。ココアを生クリームに混ぜるとなると、どのくらい砂糖を入れて泡立てたらいいのかよくわからないから、やっぱりいちごジャムかな。

自転車をシャカシャカこぎながら、

 

 

突然、

 

私、今、死にたくないな 

と思った。

 

 

もしここで世界が終わるなら、子どもたちに「ただいま」と笑顔で言ってからがいい。えっと、今の私の願いはなんだ?

1、村上春樹の小説が、無事に予約した人の手に渡りますように(心待ちにしているに違いない)
2、家に帰って子どもたちの顔を見られますように
3、おいしいケーキを作れ(組み立てられ?)ますように

スーパーはお昼前で混んでいた。特売の部類に入るいちご1パックと生クリームと、しばらく迷った末、ちょっといい値段のいちごジャムを買った。「ただいま~」と家に帰った。祝われる当人は部活でいなかったが、上の子と下の子が特にこちらに目を向けることもなく「おかえり~」と言った(ただしお菓子を見せると目が輝いた)。

 

デジタル漬けの末っ子を画面から引きはがして、いちご洗ってよ~、いちご切ってよ~、いちご飾ろうよ~と巻きこみ、かなりデロデロした4段ケーキが仕上がった。とりあえず、冷蔵庫にしまう。

 

 

 

部活から帰宅した娘が冷蔵庫の扉を開けて

「やったぁ~~~!」

と叫んだ。

ケーキはデロデロしていたのに、こちらがひるむくらい、ものすごく喜んでくれた。

   スター

 

家に無事に帰れて、ケーキを組み立てることができて、娘が大喜びするというオプションまでついてきた。春樹氏の小説は予約した人の手に渡るだろう。願いは自分自身が気づかないくらいのレベルで、じつはどんどん、どんどん叶っているんだなと思った。

 

「当たり前の日常は当たり前じゃない」といったフレーズの意味は、こういうことかもしれないと思った。だって当たり前が当たり前であるためには、ささやかな小さな願いが次々に叶う必要があるわけだから。

見た目はともかく、ケーキもとてもおいしくて、

 

私はこの日、うれしかった🍀