ぶどう狩りがおわりました。
へとへとです。
あとまわしにしてきたややこしい案件が山積みで、ほっとするようなぞっとするような。
しかし、ぶどうシーズンが終わらないうちに、ほかの産地の視察も行きたいと思っています。
今年は、藤稔とブラックビートは非常にうまくできました。
摘粒をきびしくして大粒のぶどうができるように管理した結果、「おいしい」「おおきい、すごい」と喜んでもらえました。
が。
シャインマスカットがいかん。
同じようにやっていて、どうしてこれだけ?
粒のつきかたがばらけていて、摘粒してあるのにきちんと大きくなっていなかったり、バランスがわるい。
山梨の試験場さんに聞いてみたら、黒とう病にはほかの品種に比べて弱いので、その影響が大きかったのと、まだ樹がわかいんじゃないかということ。全国的に今年はシャインのできはよくないようなんですが、どこにきいても「なぜか」はわからないみたいで、、、、もやもや。
とりあえず、週明けに山梨のブドウ園さんに見学にいってきます。
写真は、クイーンニーナ、という品種
キャンディみたいに、あまいです。
かわごと食べられます。
生でも、すでにスイーツみたいな甘さ。
千疋屋とか、そういうフルーツ高級店のお菓子の味がします。
ほんとうは、もっと赤くなる品種。
赤い品種は相模原ではできないけど、ぎりぎりこれならできるんじゃないかと言われて植えたそうなんですが、師匠いわく、ちゃんと色がついたことない、って。
調べたら、登熟期に気温が下がらないと、色が入らないそうです。
ほかの「黒ぶどう」と言われる、紫が濃いぶどうも同様だそうで、相模原は標高が低いのと残暑が厳しいので、色みがしっかりこない品種がわりとあるみたいです。
ピオーネも、色づきいまいちなものがおおい。藤稔も、ちょっと明るめの色がありますね。
ブラックビートは、比較的しっかり濃い色になったので、品種により好む気候のちがい、ということでしょうか。
でも、味は美味しいんですよ。
このニーナちゃんも、めっちゃ甘い。
でも、ここまであまいと、わたしにはちょっと甘すぎるかな。
人工的なくらいです。
機会があったら、試してみてくださいね。
ちなみに、ことしうちで販売したのは「4袋」(笑)