トウモロコシがとれるようになりました。

 

トウモロコシは収穫してすぐは、生で食べられるほどです。

フルーツのように甘いですよ。

あっという間に鮮度が落ちていくので、買ったらなるべく早く調理しましょうね。

 

簡単なのは、レンチンですね。

量があるときは、カットして茹でてしまうのもいいかと。

 

 

うちの農場ではゴールドラッシュという品種を作っていて、加熱すると鮮やかな黄色がでます。

甘みが強いのも特徴ですね。

 

ヤングコーンも人気の商品ですが、あまりとれません。

 

品種としては一緒です。

トウモロコシが育つとき、1株に何本かつくのを、間引きしたのがヤングコーンです。

全部育ててしまうと、甘みと大きさが分散されていまいちになるので、1株1~2本まで残して小さいうちに間引きします。

 

では、トウモロコシを生産した分の倍くらいヤングコーンがとれるのではないか

と思われますが、ここで問題が。

 

トウモロコシは甘いために、農薬による防虫が特に欠かせない処理になります。

 

農薬にはさまざまな適性があり、どの野菜にどの薬剤をかけていいか、細かく決められています。

 

トウモロコシ生産にむいた農薬を使うと、ヤングコーンが収穫できなくなります。

 

ヤングコーンを収穫できる農薬を選択すると、防虫効果が弱く、防虫処理の手間がふえます。

 

本チャンのトウモロコシに力をかけると、ヤングコーンの収穫をあきらめるタイプの農薬を選択することが多いです。

 

ただ、今回はヤングコーンも売りたい!ということで、一部ヤングコーンをとれるタイプの防除策にしました。

全体の3割くらいかな。

 

やはりヤングコーンは人気なので、あるとすぐに売れますね。

ただ、5~6本で180円のヤングコーンと、1本で180円を稼ぐ本チャンのトウモロコシで比べると、

ヤングコーンに力を入れすぎると、コスパ的にどうかな、、、、みたいなところですね。

 

季節ものだし、水煮じゃない生のヤングコーンはなかなか手に入らないので、ゼロにはしたくない。

ヤングコーンがもっと高く売れればいいけれど、まあ、買いやすい値段でないと売れないし。

 

むつかしいーーーー。