ナスが大きくなってきたので、下枝をとります。
わさわさしてると、後で支柱を立てるときにどの枝を中心としてバランスをとっていくか、わからなくなるので。
しっかり高さが出てから枝分かれする方が、高い位置に実がついて、収穫もしやすいです。
すっきり。
去年と違うのは、台木(だいぎ)の葉を残したこと。
一番下にまとまってる葉は、台木のなんです。
接ぎ木苗(つぎきなえ)、って聞いたことありますか?
種からナスを育てて、ある程度大きくなったところで根の部分をとがらせた形で切り落とし、別に育てた木の上部分をきって、差し込みます。下の木が台木、と言われます。
台木はかぼちゃが多いですかね。
かぼちゃは強いので、上にくっついたナスの木にしっかり養分を送り込み、支えます。
接ぎ木苗の方が、丈夫なので、ひと手間加えても、業務用向きです。スイカやキュウリでもやります。
この台木も葉を出す力がのこっているので、ナスの葉じゃないものが下の方から出るんですよ。
ナスは葉やくきも紫がかってますが、かぼちゃくんは明るい緑です。
今までは、台木の葉もしっかり除去していたのですが、YouTubeでほかの農家さんのやりかたを見ていて、ナスがまだ小さいうちは、台木の葉も残す、というやり方がでていたので、今回はそれにしてみました。
台木の根が強いという事は、台木から出る葉も強く、加えてかぼちゃの葉の方が大きいし、光合成の効率がよい、という考え方だそうです。なるほど。いわれてみれば、そうですね。
いろいろあるなあ。