俺曰く、たまには毒吐くゾ
俺がVOCALOIDの盛り上がりに喝采しているのは、最近のアイドルの売り方に反発を覚えるってことも一因にある。
オーディションやってみんなの注目を集めようってのはまだいい。百歩譲ってそれが出来レースだったとしても大目に見よう。
しかし○○プロデュースの名の下に、個人の思惑で大衆を手のひらの上で転がそうって魂胆だけは勘弁ならん。
確かに昔から、誰を祭り上げるか、なんてことは広告代理店やプロダクションの意向で決められてきたことだろう。それでも昭和の時代には突発的な実力を持ったアイドル、カリスマが現れてそんな裏の事情だけでは事が運ばないってこともあったように思えるのだ。
それがこの頃では、完全に舞台裏の筋書き通りになっているとしか思えない。きっと○○プロデュースももっと裏にいる誰かが仕切っているんだろうけど。
特に「卒業」とか言い始めたヤツ。誰か知らんがこいつだけは気に入らん。
クビにするのをそんな風に言い換えて、グループの人気を煽ろうなんて。
それだったら「3年で卒業」とか決めるべきだろ。オーディションは「入学試験」、海外公演は「遠足」って言うべきだろ。
聖飢魔Ⅱだってちゃんと「ミサ」とか「お布施」とか自分達の用語使ってたゾ。
取り乱しましてすみません。
あと、ギャバンはモー娘。もAKBも好きなので荒らさないでね。
俺曰く、重音テトに来てもらった
というわけで、最近のボカロの発展ぶりを見ていてついにギャバンも自分でもやるしかないと思い立つに至り、ミクに来てもらうのもお金がかかるし、ここはフリーソフトである重音テトに来てもらうことにした。
正確に言えば「UTAU」という音声合成ソフトをインストールして、その中で、「UTAU」用の音声ライブラリ「重音テト」を使うということになる。音声ライブラリは他のものもあるし、自分でも作れるわけだ。
興味ある方は重音テトオフィシャルサイト
へどうぞ。
UTAUのインストールも簡単で、テトの音源もダウンロードしたファイルをドラッグ&ドロップするだけで設定できる。試しに音符を入力してみると、おっ!テトの声だ、とちょっと感動。
早速、なにか曲を入力してみよう、ということで頭に入ってた曲で簡単そうなのを入力。何の曲かは画面をご覧下さいw
おー、休符も入力しないといけないのがちょっと慣れないが、どんどん出来る。
ちなみにギャバンは多少シーケンサーの心得もあるので、ここまで1時間くらいで出来たが、全く初めての方が楽譜と首っ引きでやったらもっと大変かも知れない。そのへんはご理解を。
一番が出来て試しに聴いてみると、おおっテトが歌ってる!
しかしここからアタックに気を配ったりビブラートでごまかしたりしないとならないのか、と身構えていると、なんと、おま☆かせ 機能なるものを発見。これをポチっとするだけで曲全体にビブラートがかかったり音と音を滑らかにつなげてくれるらしい。早速ポチっとな。
おー、いきなり自然な歌声になっててワロタ。
更に驚いたのが1番のメロディをコピーし、2番の歌詞を入力して、変換 を押すといきなり2番が全部出来てる!スゲーーー!、こんな便利なのが当たり前なのか?VOCALOIDでも出来るのか?
なんかギャバンPとしてニコニコデビューできそうな気がしてきたゾ。
俺曰く、恐るべし重音テトの実力
しかしテトを使って作られた動画を見てみると、やはりVOCALOIDより調整が難しいようで、人の声と聞き間違える、というところまでは行きそうもない。
そんな中でこの曲はVOCALOIDも凌ぐほどの出来栄えを見せているので紹介しよう。
【UTAU】Fly Me to the Moon【重音テト】
同じ曲でミクやルカで作ったのもあがっているが、正直この2曲はテトの独壇場だ。
特にFly Me to the Moon は英語の苦手なミクはもとより、英語で歌えるルカにさえ負けていない。
使い方によっては無料のソフトでここまでできるというのを思い知らされた。