いよいよ最終戦 第2回 将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋 | 俺語録 ! !

いよいよ最終戦 第2回 将棋電王戦 第5局 三浦弘行八段 vs GPS将棋

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三浦弘行八段は1996年の棋聖戦では当時七冠を独占していた羽生善治を破って初のタイトルを獲得したことでも有名。2012年度の第71期順位戦でも唯一羽生三冠に土をつけ7勝2敗の3位。


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GPS将棋は第22回コンピュータ将棋選手権1位。東京大学にある700台近くのPCを接続し、1秒間に2億8千万手を読む最強将棋ソフト。


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解説の屋敷伸之九段。ちなみに三浦八段から1997年に棋聖位を奪ったのはこの人。


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聞き手の矢内理絵子女流四段と、天の声担当の声優の岡本信彦さん。


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GPSの思考中の画面。候補手をしらみつぶしに評価して有力な手を捜していく様子がよく分かる。


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80手目、GPSの△8八歩打。相矢倉から三浦八段が全体を上に盛り上げていく中、玉の下にできた隙を突く一手。解説の屋敷九段も気づきにくいがいい手と評価。実際にこの歩がと金となって非常に痛い展開に。


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102手目、GPS△9四香打。大駒2枚渡しても金銀桂香で攻めをつないでしまうGPSの上手さ。


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これで三浦八段もやむなく投了。全く攻めることができない完敗。団体戦としてはプロ棋士の1勝3敗1分となった。


5週に渡って楽しませてもらった電王戦もこれで終局に。ここまでコンピューターが進歩してしまうと次回開催も危ぶまれる。タイトル保持者が持ち時間を増やして望んでもどうかといった感じだ。しかし今回も延べ50万の視聴者。これだけ注目を集めるイベントを見逃す運営ではないだろう。来年どういう手で出てくるか期待したい。