夢はきっとあった方が良い。
叶おうが叶わまいが。夢はきっとあった方が良い。
実現できようが実現できまいが。夢はきっとあった方が良い。
そうすることで人は人でいられるような気がする。
僕は僕でいられるような気がする。
君は君でいられるような気もする。
そんな気がする。
そんな気がする。
ある人に聞いたことがある。
将来の夢は何かと。
その人は答えた。
夢なんてないと。
今を生きていられれば良いと。
どこで働くとかどんな仕事をするかより
そこそこ稼げて生きていられれば良いと。
その人の目は濁って見えた。
その人自身は濁っている実感などないだろう。
でもその時の俺に、その人の目は濁って見えた。
今どこで何をしているのか知らない。知る必要もない。
別の人にも聞いたことがある。
どんな夢を持っているのかと。
その人は答えた。
そんな子供みたいなことを言うなと。
夢なんて見たって金を稼げないと。
その人はその後に人生に立ち止まった。
自分がこうなったのは誰のせいだ。何が悪いからだ。
自分を他人や社会のせいにしていた。
今も誰かのせいにしているのかな。
自分のせいだと気付いたのかな。
そんなことは知る必要もない。知りたくもない。
俺とは交差しない道を進む人だ。
極端な例えのように思えて、得てして人間ってそんな感じ。
でっかくて掴めなくて遠くの方にあったとしても、
夢があった方が楽しそうに見える。輝いて見える。
叶わなくて叶えられなくて四苦八苦していても、
夢があるからこそ前に進んでいるように見える。
自分を高めていけるんだと思えてくる。
翻って自分自身はどうだ。
クソつまらない日々の仕事の繰り返し。
尊敬もできず敬意も持てない上役にペッペッペと唾を吐いて。
上がらぬ報酬。高まらぬ自認力。
むしろ下がっているかもね。自分が自分と乖離していく。
どこかに旅立とうかな。そうあるべきだな。
そうと知ってて行き先は見えるんだか見えないんだか。
プラスもマイナスもないような気がしつつ、
マイナスの比重が増えつつあるようにばかり思えて。
総じて言えば成長がない。自分に自分で嫌気がさす。
それも前から変わりない。三つ子の魂百までも。
自分自身を知りたくなくなっているようで。
自分自身を信じられなくなっているようで。
それなら信じられる自分って何だ。
信じられる自分なんてせいぜい大学入学ぐらいまでかな。
そんな自省をしながらさ。
とにもかくにも歩むしかなく。
それでもやっぱり思うのは。
夢はあった方が良いね。
夢があれば何かを描いていけるよね。
夢があれば自分を叶えていけるよね。
夢があれば多少は明後日の方向に進めちゃうよね。
そんな自分が良いんだよね。
そんな自分が楽しくて、そんな自分が好きなんだろうね。
夢がないなんて豪語できるほど自分の道に自信などない。
夢を否定できるほど現実を受け入れられない。
夢がないとか夢は馬鹿だとか言っている奴ほど社会人でも実家暮らし。
いろんな事情はあるだろうが、どっかこっか満たされた上での妄言さ。
逆に言えば、夢でも見ないとやっていけないんだよ。人生なんて。
夢はきっとあった方が良い。
いやむしろ夢があるからこそ明日に積極的になれる。
夢って何だっけ。自分の夢って何だっけ。
無理して探さなくても、心を探ればどっかで眠っている。
そんな風に夢を見つけるのが夢だって良い。
憧れられる自分を探すのもそれはそれで楽しいさ。
夢はきっとあった方が良い。
夢はきっとあった方が良い。
今は書くことで救われる気もする のがっち