「サッカーはピッチ上で繰り広げられる芸術」
師匠の言葉です。

世界中で様々なサッカーがある。
様々な歴史、民族、価値観、指向の背景の中で。

以前、広島で元日本代表トルシエ監督のサッカー哲学の講義を聴いた時、
僕もいつの日か自分自身の哲学を作り上げたいと決心しました。
今、丸一日中サッカーのことだけ取り組める環境の中で
目指すサッカー、ピッチ上で表現したいサッカーが明確になってきました。
4年前、師匠に「目指すサッカーは何だ?」と質問されたとき
「流動的にスペースを共有して攻撃する、主導権を奪うサッカー」
と回答しました。
ただ具体的にどういうチームつくりをすればそうなるのか、そのサッカーは結果も伴うのか。確信はありませんでした。
今、自問自答する中で光がみえてきました。
ひょっとしたら選手はもちろん、観客も惹きつけられるサッカーが出来るかもしれないと考えています。結果も伴わければならないのは百も承知しています。
具現化できるよう日々精進です。

明日はU15公式リーグ戦、地元ライバル対決です。
トップチームの監督がリーグ5節目に更迭。
4試合で勝ち点1という結果の責任をとった形になりました。

新監督初采配はアウエー戦
どんな変化があるか。
TV観戦です。

U17WC準々決勝見ましたが
なかなか世界との差は埋まりません。
どういう報告が出るか、楽しみです。
世界に通じたと感じているのか?
真実があるはずです。
語学コースの一つのセメスターが終了し、金曜日から月曜日まで休講になりました。
この週末は、朝から1日中サッカーです!!!

本日、金曜日は午前にU18トレーニング、午後U15のゲームに帯同しました。
2ヶ月、選手は成長しています。

特にU18はチームとしての習熟度は上がっていました。
駆け引きの中で人が動き、スペースが変化する。
その根底にプライオリティがある。
今日はビルドアップを11対11で修正していきましたが、
日本ではあまり一般的ではない方法でビルドアップしていきます。
日本に帰って試してみたい方法でした。

U15の選手も今日のゲームで
やりたいことができない(技術不足の為)悔しさを感じたことでしょう。
しかし、やりたいこと(プラン・アイデア・サッカーの常識)があり、
プレイが失敗した時に周りの選手が解る。
そのこと自体、価値あることだと思います。

言葉が解り始めた今、コーチングの質の高さを改めて感じています。
フリーズ、シンクロ、ベンチワーク、、、選手との距離感。
「お前、今、どうしたかったんだ?」
「この状況ならまずプライオリティこっちだろ、ここ捌かれたら、次こっちだぞ」
「こっち行きたかったら、ここ観といて、1stタッチこっちだろ」
「観とけよ、やってみるから」
「ほら、お前やってみろ」
「信じてやってみろ」
影響を強く受ける師匠のYコーチ、T先生を思い出します。
優秀なコーチの人間的魅力は世界基準なのでしょう。
辿り着きたいと強く願います。

小さな幸せが一つ、
初めてスペイン語だらけの
ゲーム報告書アシスタントコーチ欄に日本語で署名しました。
帯同しているユースチームのリーグ戦第3節がホームで行われました。
大学の語学の授業と重なったため、開始10分後にグラウンドに到着。
1点先制していました。
グラウンド上にはGKを含め控えの選手たちの姿、
格下相手のため、チームの経験値を上げながらの戦いになりました。
しかし、
ワンタッチパスの精度・サポートの質・オフの守備の質を欠き
チャンスはつくるが主導権を奪えない展開が続き、
前半を2-0で折り返しました。
3点目をとるチャンスはありましたが、奪うことはできませんでした。

後半、パスミスを繰り返すTECOSはカウンターを受け2点を失います。
ますます慌てて、ポセッションできません。
主導権は相手チームに。
選手交代のカードを30分過ぎに3枚切りますが、
流れは変わらず。
2-2で終了。
PK戦になりました。
PK戦で辛くも勝利しましたが、監督の「残念だ」というコメントがゲームを象徴していました。

監督・コーチ・選手たちも、そして私も何が足りないものなのか、
チャンスはゴールに結び付けなくてはいけないと
強く認識しました。

この気を抜いたらやられるという厳しいゲームは
週1回、3ヵ月
全国で行われています。
選手は精一杯プレイし、ベンチサイドも攻撃的な選手交代・采配をみせます。
しのぎを削るゲームの中で観戦する私も
ピッチで何が起きていて、
どんな刺激で変わるのか。学びとろうとしています。
まだまだ、解らない事だらけで先は見えませんが、
選手たち同様、リーグ終了までに
何か掴み取りたいと願い、また、掴み取れると信じています。

明日は次節の対戦チームのスカウティングです。
月曜日の今日はスクールの生徒もフィジカルトレーニングから始まります。
ボールタッチ、リフティング、ステップワーク、ジャンプ等ボールを使いながら心拍数を上げていきます。

U15はその後、パスコンを30分トレーニングしました。
四角いグリッドを作って4人ボール2個。
足元で受けずに点で受ける。
スペースで受ける、合わせる。
質は高くありませんでしたが、
どういうサッカーがしたいのか、
どういう習慣をつけたいのか、
解る気がしました。
その中で、コーチのデモンストレーション、シンクロ。
ピリッと選手が変化します。

少しづつですが、グラウンドレベルのコーチングの声の内容が理解できるようになりました。サッカーなので言わんとすることが予測できます。ミーティングはまだまだ困難ですが。
今週はU15年代のカテゴリーに帯同しています。
明日はそのチームの公式リーグ戦です。
今日はそのためのシャドートレーニング、セットプレーの確認をしました。
準備していると、
「マサー」
僕を呼ぶ声がします。
「おお久しぶりー」
一つ上のカテゴリーの選手です。
先週のゲームで退場になり、今週出場停止の選手です。
どうやら調整をかねて、明日の試合に出場するようです。
多分、明日のゲームもオーバーエイジ枠があります。
U15の選手にもいい刺激になるでしょう。
カテゴリーを越えた連携、
メリットは計り知れません。

今日は友達もできました。
指導者養成機関にかよう18歳のスクールコーチです。
昨日のキッズのコーチをしてました。
メニュー等聞いてきます。
早く言葉覚えないと・・・・

また、日章学園中が全国大会2連覇しました。
M先生おめでとうございます。
僕も頑張らなきゃ。
今日は夕方帯同しているチームのお隣のグラウンドでキッズスクールをやっていました。
3歳の子供を持つ親としては非常に気になり、休憩時間に見に行ってきました。
トップチームが使う天然芝グラウンドではしゃぐ子供たちの姿。

「おいくつですか?」
私のたどたどしいスペイン語の問いに
「ボク?5さい。」
そしたら
次々に
「ぼくも5さい!」
「ぼくも5さい!!」
「ぼくも5さい!!!」
・・・・・全員集まっちゃいました。
どうも日本人はめずらしいみたいです。

グラウンドのそばでは保護者の皆さんが
大笑いしながら見守っていました。

各年齢ごとに5歳からあるそうです。
日本でもキッズプロジェクト4,5年まえから始まりました。
私もキッズインストラクターライセンスを取得しましたが、
日本にはあまり見ない
メキシコ式の大胆で和やかな
子供たちは本当に楽しんで(爆笑の渦)、体つくりや神経系に刺激を与えるメニューでした。
魅力的なプログラムでした。
私も子供つれてきたら通わせてみようかな。
そもそもフィロソフィとは何なのでしょうか?
調べてみました。

《philosophyの訳語。ギリシア語のphilosophiaに由来し、「sophia(智)をphilein(愛する)」という意。西周(にしあまね)が賢哲を愛し希求する意味で「希哲学」の訳語を造語したが、のち「哲学」に改めた》

1 世界・人生などの根本原理を追求する学問。古代ギリシアでは学問一般として自然を含む多くの対象を包括していたが、のち諸学が分化・独立することによって、その対象領域が限定されていった。しかし、知識の体系としての諸学の根底をなすという性格は常に失われない。認識論・論理学・存在論・倫理学・美学などの領域を含む。

2 各人の経験に基づく人生観や世界観。また、物事を統一的に把握する理念。「仕事に対しての―をもつ」「人生―」

私はメキシコのサッカー哲学を学びにきた。また、自分のサッカー哲学を確立しようとしている。現場に関わりながら、その根底に流れる原理原則に触れる中で自ずと理解し得るのかも知れない。
さまざまな選択肢のある中で取捨選択悩みますが、ベストな判断が下せるように自らの経験と照らし合わせて考えたいと思います。
今日はU18のトレーニングの後に、
U15年代のトレーニングを見学してきました。

13、14歳の選手たちです。
やはりフィジカルコーチのトレーニングから入ります。
ボールを使いながら、
競争させながらのトレーニングです。

その後、ポゼッションやパスコン、クロスからフィニッシュ。
そしてゲームでした。
どうやらどのトレーニングでも監督の指示は
「ゲームを意識してゲームの速さでやれ」
「モビリティ」
「スぺ-スを作れ」
「コンビネーション」
僕の帯同しているチームの監督の言葉と同じでした。

僕が思いつかないだけかもしれませんが、
パスコンのトレーニングもいろいろなアイデアを持っています。
トライアングルを作って、3人がシンクロする。
また、フィジカルコーチのトレーニングも
毎日変わり、とてつもないバリエーションを持っています。

確固たるフィロソフィ、
それが何たるかを探っていきたいです。