小学校1年生の時、
両親が離婚して、母方の祖父母と一緒に
暮らし始めた。
チビながらに転校を嫌がったのを
覚えてる。

父親がいないから
おばあちゃんがお母さん代わりで
母親がお父さん代わり。
よくある家族構成だった。

どんなに疲れてヘトヘトでも
日曜日は遊んでくれたし、
出掛けに連れて行ってくれた。
俺の前では弱音を吐かないで、
一生懸命働いてくれてたんだと思う。
だからチビの俺が「あれが欲しい」といえばある程度のものは買ってくれて、
何一つ不自由なく育ってきたんだと思う。

夜の仕事をしてるのに
保護者参観、運動会、発表会、
行事には絶対来てくれたし、
チビの俺が描いた落書きを褒めてくれた。

同じぐらい俺が悪い事をしたら
全力で叱ってくれた
全力でぶつかってきてくれる
それで最後には二カッ!って笑って
抱きしめてくれた。

男前?っていったらあれだけど
本当にカッコイイ母親。

たくさんたくさん悲しませて
たくさんたくさん考えさせて

それでも、
元気でいてくれたらそれでいい。
って言ってくれる母親。

中学校になって
一緒に祭りに行く事になったんだけど
一緒に歩くのが恥ずかしがって
ちょっと離れて歩いたり、
高校になって家族より友達優先になって。
いっちょ前になった風で
カッコつけて
間違いなく母親が正しい事を言っているのに強がって泣きながら怒った事もあって。

今思い返せば
それ自体が恥ずかしくて
「あの時ああすれば」
って事がたくさんある。

だから少し、
回りくどくても
もっと親と話して、
時間を大事にして、
言葉の種まきをちゃんと見逃さないで
母親の歳になった時に、
自分の子供が出来たら
今の俺が思ってる事を
子供にも思ってくれてもらえるように、
母親と同じように全力で愛して、
全力で抱きしめたいと思う。

だから俺は、
母子家庭だけど
っていうか、
母子家庭だから、
こんなに愛されて
こんなに幸せです。

ありがとう
おかあさんが大好きです
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25歳の俺より