この日娘が難病になりました。2 | のえるの拡張型心筋症闘病記

のえるの拡張型心筋症闘病記

拡張型心筋症(心筋緻密化障害)
と戦う娘のブログです。
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可能性を信じて前へ進んで行きます。
皆様どうかお力をおかし下さい。


突然電話がなりました。

保育園からで、のえるちゃん吐いてるから迎えにきてくださいとの事でした。

私は友人に家まで送ってと頼みました。すぐに向かいました。

保育園にいくとのえるは寝ていたようで、寝起きの顔をしてました。

私はまた胃腸炎になったんだぁと思い小児科を受診しました。

小児科はすごく混んでいて、のえるの診察まで1時間かかりました。

先生はのえるの脈が少し早い事を気にしながらも胃腸炎の診察で、もしまた吐くようなら救急センターを受診して下さいという内容でした。

会計を待つ間、また嘔吐しました。

先生は市民病院の紹介状を書くのですぐ行って下さいと言いました。

夫に電話を入れて、市民病院へむかいました。

前にインフルエンザからの熱性痙攣で一週間ほど入院した事があり、その時に診察をしてくれたI先生が偶然その日出番でした。

のえるを診るなりお腹を押して、採血、レントゲン。結果から腸が腸に入ってしまう腸重責症ではないかと診断されました。

「すぐに処置します。処置できない場合は手術になる可能性もあるからね」と言われました。不安でした。

処置室に入るなり、のえるの泣き声だけが聞こえました。

椅子に座ったりドアに耳をつけてみたり、本当に私まで泣きそうになりました。

夫は{落ち着け」と言ってました。

少し時間がたつと先生や看護婦の笑い声が聞こえてきました。

私はきっと成功だったんだろうと思い、のえるの顔はまだ見てませんが笑みをうかべました。

「お母さんどうぞ」の声で処置室へ。

ノエルの顔色がもどって抱っこ抱っことしてきました。

「腸戻ったからね、写真で確認もしたからね」と先生も看護婦も笑顔でした。
よかったぁ~の一言しか思いませんでした。

先生から「たまにまた入ったりする事もあるから、様子みるために1日2日入院してもらうよ」と言われました。