皆さん、こんにちは。
サロン・ド・ノエル~ソワレ~の菊池です。
さて、突然ですが皆さんは、珈琲というとどういうイメージをお持ちでしょうか。
やはり濃い目のずっしりとした苦味の利いたものが珈琲というイメージでしょうか。
もちろんそれは珈琲の魅力のひとつに違いありません。
でも、珈琲が苦手・・・という方は、きっとこのずっしりとした苦味が原因で、飲んだ後に胸焼けしてしまうのが、苦手の要因のひとつではないでしょうか。
また、珈琲好きの方でも、飲みすぎると胸焼けするのは当たり前、胸焼けするのが珈琲というもの、という認識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
かくいう私も、学生時代から喫茶店めぐりが大好きで、珈琲の味なんかはよく分からなかったのですが、とにかく飲んだ後に胸焼けするのが大人の飲み物の珈琲なんだな~などと思っておりました。
ところが今は全く認識が変わりました。
珈琲はうすめに入れるのが実は美味しい!!
うすめに入れると、苦味だけでなく、珈琲の甘み、華やかな酸味・・・と、色々な味を楽しむことが出来ます。そして何杯飲んでも胸焼けしません。
苦い珈琲は苦いだけ、刺激が強いので、その苦さだけで、それ以外の微妙な味を味わうことが出来ません。
また、珈琲は淹れてから時間とともに刻々と味が変化していきます。
温度により、全く違った顔を見せてくれるのです。
でもそれも、ややうすめに淹れた珈琲だからこそ味わうことが出来るのです。
濃く淹れた珈琲では(もちろん豆の種類、品質によるので一概には言えませんが・・・)、冷めると嫌な酸味が出てきてしまい、とても飲めるものではなくなってしまうことがあります。
珈琲をゆっくりと、温度の変化とともに味わいたいなら、やはりうすめに淹れるのが美味しさを味わう決め手だと私は思っております。
珈琲専門店や高級店などに行くと、うすめでぬるめの珈琲が出てきたという話をよく聞きますが、実は高級な豆で珈琲本来の味を味わっていただこうと思ったら、うすめでぬるめがやはりベストなのです。お店によっては湯温80度くらいがベストだと考えているところもあるようです。温度が高すぎると熱い刺激が強すぎて、微妙な味わいを感じることができないのです。
例えばビールも、イギリスで普通に飲まれているのは常温のビールです。それは、常温のほうがビール本来の味を味わうことができるからです。キンキンに冷えたビールももちろん美味しいですが、それはのどごしを味わうためで、ビール本来の味は、冷たければ冷たいほど刺激が強すぎて味わうことができません。珈琲も同じことが言えると思います。
当店は高級店ではありませんが(高級どころか、アットホームが売りです)、珈琲はあえてうすめに淹れて提供させていただいております。ぜひ、珈琲があまり得意でないお客様にこそ飲んでいただきたいと思っております。
また、珈琲が好きなお客様にも、今まで味わったことのない珈琲の甘みやフルーティーな酸味を、ぜひとも味わっていただきたいと思っております。
ゆったりと、まるで我が家のリビングのようなアットホームな店内で、珈琲の色々な顔をゆっくりと見つけていただけたらと思っております。
ご来店、心よりお持ちしております。
