黒犬達と天使になった日(5) | 黒犬達の日常

黒犬達の日常

~ミニピンNOEL&チワワADELE~

今日はよく冷えた1日でした

《母ちゃんひつこいでしゅね!》って呆れてるかな…

 

 

 

今日は父上の病院でした。

「ただいまぁー」

という事は散歩に行かないつもりだな。

 

 

 

アデルさんのご飯を狙う子。

お留守番時お花はテーブルの上に避難させてます。

イタズラしないと思うけど、絶対ではないのでね。。。

 

 

 

アーちゃんに【いただきます】してっ!

 

 

何かお供えするとこんなんしてます。

いつかアデルさんに

ガチコーン

いわされるで…

 

 

 

 

 

 

 

 

アデルさんが

ノア家で過ごした約5年間の

日々をたまにサボりながらも

今まで綴ってきました。

 

 

彼女が生まれ生きた

10年5ヶ月と25日

 

生き抜いた証】を

残したいと思います。

 

 

 

 

 

2月11日(日)

 

入院先の駐車場で

ご心配頂いてる皆さんへ

入院したこと】を報告。

※ブログは夜の面会後に更新しようと

インスタのみ報告させてもらいました。

 

 

自宅に戻り

父ちゃんとノエルさんに報告。

 

ラズママが

『どこの病院?迷惑じゃなければ

お見舞いに行きたいんだけど…』と

LINEをくれたので

 

「夕方、父ちゃんと行くから

一緒に行こう!

帰りはノエル迎えに行ってから

まつやさん行こうと思うねんけど?」

 

 

『行くー!!まつやさん予約しとくわー!!』

 

 

「お願いします♪」

 

 

なんて会話が終わって

 

 

 

着信。

 

『朝のブログのアーちゃん

あんなん私の知らんアーちゃんやー』

 

と泣きながら電話してきてくれた

やま母。

 

 

入院した事

夕方面会に行くこと

目力戻ったことを説明して

「また連絡するね♪ありがとっ」と

電話を切った。

 

 

 

前日に心配して

連絡くれてた定ははにも

入院直後の

キラキラお目目の

アデルの画像と共に連絡。

 

病院手配してくれた

キャバズママ

 

前日色々相談させてもらった

サム家

 

病院から帰宅した時

玄関ドアに

お守りを置いてくれてた

ガンズ姉妹のママにも

お礼と共に

 

「アデル頑張ってます!」と

連絡させてもらいました。

 

 

 

そして、16時半頃

「アーちゃんのお見舞い行ってくるなっ!!」

ノエルさんにそう告げて

父ちゃんと二人で病院へ向かいました。

 

 

 

朝は携帯ナビで向かい

駐車場で車のナビに地点登録したので

車のナビで行くことに。

 

 

途中から、朝とは違うルートを

案内されたので

到着時間を確認

到着予定時刻16:50

 

 

何気に時計を見た。

16:45

あと5分くらいか…

 

夕方の診察時間が

17時からなので

10分前には着くなぁと。

 

 

 

 

予定通りの時間に到着。

病院が開くまで

アーちゃんが頑張ってる病院の空を

駐車場でパシャッ

空へ向けたままのディスプレイに

着信。

 

今、まさに目の前に居る

病院からだった。

 

 

電話から聞こえきた言葉は

 

『アデルちゃんの

心拍が弱くなってるので

今から来れますか』

 

 

言葉の意味がよくわからないまま

「前に居ます!!すぐ行きます!!!」

 

入口へ向かって走りながら

「アーちゃんの心拍が弱くなってるって!!!」と

父ちゃんに説明

 

父ちゃんも意味が理解出来ないまま

走ってた。

 

 

診察時間前だったので

ドアは閉まったまま

 

 

ドンドン叩いたら

中からスタッフさんが走ってきた。

 

入口を入った瞬間

「どこ!??!アデルどこですか!!!」

 

 

『どうぞ!こちらです!!』

 

そう言われ

診察室奥へと案内されました。

 

 

 

何がなんだかわからないまま

急いで奥の部屋へ入ると

そこには

 

 

酸素マスクをされ

色々な管が付いたアデルが

横たわっていました。

 

 

「なんでよー!!!アーちゃん!!!

なんでよー!!!どーしたんよ!!!

なんでー!!!

 

 

母ちゃん来たで!!

アーちゃん頑張って!!!

母ちゃん来たからなっ!!!」

 

 

意識があるのか

無いのかわからない

横たわったままのアデルを

さすりながら

そう泣き叫ぶしか出来なかった。

 

 

 

「出来ることは全部やってください!!!」

 

そう伝えると

 

『わかりました!!』と言われ

診察室から出されました。

 

 

 

止まらない涙

「なんで…なんで…なんで…」

 

 

 

どれくらい待っただろう…

すごく長く感じたような

あっという間だったような

よくわからない時間。

 

 

『中へどうぞ!!』

と呼ばれ急いで入ると

 

 

 

心臓マッサージをされてる

アデルがいました。

 

 

 

 

もうこの辺りの記憶

よく覚えてないんです。

 

目の前で起こってることが

何なのか。

何事なのか

全くわからなくて…

記憶が飛び飛びで

 

 

ただ、ただ

「アーちゃん頑張って!!!」と

泣き叫んでいたそうです。

 

 

 

 

心臓マッサージをしている

先生がゆっくり話しだしました。

 

なぜこんな事になったのか…

 

 

 

しっかりしろ!!!

ちゃんと聞け!!!

そう自分に言い聞かせて

 

先生の話に耳を傾けました。

 

 

『13時頃に少眠れたようなんですが

すぐ目を覚まして

 

16時45分頃

急にパタッと倒れてしまって…』

 

 

病院へ向かう車内で

何気に時計を見た時間。

 

 

『15分くらい蘇生してますが

戻ってきてくれないです…』

 

 

小さな体が

ギュウギュウ押さえつけられてて

 

 

 

アーちゃんが壊れてしまう…

 

 

 

「アーちゃん、よく頑張った

もぅお家帰ろう

一緒にお家帰ろう

ごめんな。アーちゃん」

 

 

 

 

先生の手が止まった

それは同時に

私がアデルの命の灯を消した瞬間でした。

 

 

 

 

 

気付けば揺れる車の中

私の膝の上には

真っ白な箱の中で小さな花束を持った

アデルが居ました。

 

 

 

 

「アーちゃんもぅすぐお家やで」

 

 

 

 

肺水腫発病から

1カ月と3日

私の大切な大切な宝物は

永遠の眠りについたまま

お家へ帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

2018年2月14日

沢山のお友達に見送られ

お空へと旅立ちました。

 

 

 

 

大坂の小さな町の

普通の家庭の子が

こんなにも、沢山の方々から

想い、愛され、悲しんでもらえるなんて

 

本当に自慢の娘です。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

そして、

沢山の応援と

沢山の優しさと

沢山の思い出を

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

精神状態がおかしくて

長文・駄文ですが

これが【アデル】の生き抜いた姿です。

 

 

 

 

 

 

 

『最期、苦しんだ子は

額に筋が入るんやで

でも、

アデルは綺麗な顔してるやん』

 

 

 

 

 

アーちゃん

会いたいよ…

 

 

 

 

おしまい

 

 


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今日も元気と優しさありがとう好

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