別れる決断をした月曜日と、その翌日の火曜は辛かった。

火曜の夜にまだ引き止めたいんだなぁって分かるような「さよなら」っていうメールが来て

返事したら「さらばじゃ」って返ってきて、彼からの未練は感じたものの
「本当にこれで終わった」と思った。

別れて2日目の水曜は囚われてたことをもう気にしなくて良いんだっていう開放感を感じたし、電話での仲間との分かち合いや、友達との関わりのおかげで楽しく過ごすことができた。

3日目も仲間と分かち合いしたお陰で割と気楽に過ごせてて

その夜に「やっぱりダメだ、ねおが愛しい」っていうメールが来て

「何言ってんの」と思ってすぐ消した。


7日土曜にメールで「もう連絡しないようにするから着拒だけはしないで。お願い」っていうメールが来て


もう連絡もらえないんだなってまた再確認して


昨日の日曜はそれを実感する日になった。



今日は「いつか迎えにきて欲しい」という期待の想いが出てきて、それも手放さなきゃなって思った。

それに、私は私に尽くしてくれる人じゃなきゃ嫌だって思った。


彼は尽くすタイプって訳ではなく、自分のスタンスを崩したくない人だった。

私がもっと上手に調教してたら尽くすようになったのかもしれないとか思ったりしてしまうけど(そもそも他の女性と付き合ってるから無理ってことは抜きにして)

女性に対して恨みが強い人だったし、依存したくないから他の人でバランス取ろうとしたりする回避タイプだし、私をコントロールしようとしてた。
そんな依存的な人だったから、きっと私に何かあったら浮気したりする可能性だってある。
だから、例え尽くしてくれるようになったって無理だったのだ。


そんな事はとにかくとして、私自身が自分の軸からブレずに、自分の幸せは自分次第というスタンスに立ち続けることが必要だし

それは相手に期待しないスタンスだ。



私が、いつか迎えに来て欲しいとか、相手に変わって欲しいとか期待する限り、私の幸せは彼次第だ。


だから、私はもう自分の幸せのために、今の目前の選択肢の中で、彼とは別れるって決めたんだ。


私は、私だけを愛してくれて、私を不安にさせたりしない人で、私に尽くしてくれる人しか無理。

それに該当しない男性はお断りする。


そう決める。
そして自分次第で幸せであり続けるんだ。

だって、男を失ったくらいで、私は不幸になんてならないんだから。


もう私はすでに120%幸せで、120%素晴らしい存在だ。


この私だから、愛される。

そんな現実を選び取り続ける。



彼とは、ご縁が終わったのだ。

短い間だったけど、学びが終われば本当に続くご縁以外は終わる。


それが神様の与えてくれた本来の私の幸せに満たされた人生なのだから。


数週間前の朝、彼と遭遇した事があった。

だから朝もキョロキョロしてしまうし、彼の勤め先が見えるところでは必ずチェックしてしまう。

でもこれも脳が変異してるせいだからって思う事で、酔いに入るのを防ぐ。



やっぱり、休み明けは引き金になるのかもしれない。
休みの間家で過ごすと、仕事もないから考え事し放題だし。


彼は、あの人とで良いのだろうか。
あんな関係で。


と考えてしまう。
でもそれは彼に任せる事。神様に任せる事。



彼と「ケジメ」としてお別れをした。

私はもう、脳内麻薬の出し過ぎで脳が変異しているので、彼を手放せなくなっていて

最初に、彼の隣で一睡も出来なくなって「離れなきゃいけない」と思ったのが10月。

そこから、戻ってしまったことも2回くらいあったけど、着拒しては外してしまったことも3回繰り返したけど

今度こそ本当にお別れなのだ。



彼と愛し合うと全てが帳消しになる程の幸福感で、「何にもいらない」と思った。

彼は毎日のように私を抱いて、必ず一晩中腕枕してくれた。
そうやって、私がずっと欲しかった安心感を彼がくれた。

それを、どうしてもどうしても失いたくなかった。


私は、彼が以前から付き合ってる他の女性と会ってて、私とのことは周りにも隠してることにすごく傷ついていた。


私が安定して週4回泊まってた時期は、食事にも連れて行ってくれなくなってたし、会話も減っていて

その時に、あっちの女性とは週3回食事に行っててわざわざ2駅先まで行ってタクシーで帰って来たりしてて

その上、突然その人が月1回以上泊まりに来るようになって

そんな日は私の夜の仕事中に「今日、姉さん泊まりに来るそうです。ごめんなさい。」とかいうメールが来て

私はいつも帰っていた彼の家から突然追い出されたような気持ちを味あわされた。



3度目なんて、頭が狂って明け方雨の中、彼の家の前に行ったりした。

他の女性と寝てるなんて、いても立ってもいられなかったし、苦しくて到底眠れなかった。


あっちの女性が明け方帰るだろうと思ったから、帰ったらすぐに会いに行きたくてしばらく近くで待っていた。
一瞬でも早く安心したかったから。


でも、その日からあっちの女性が帰る時間が9時ごろになった。

その女性も既婚者だから、以前は旦那さんの目を気にして明け方に帰ってたんだと思うけど

その辺の事情が変わったのか、帰るのが遅くなった。


その頃の彼は、私に対して無遠慮になっていて、「お姉さん帰ったら連絡ちょうだい」ってメールしておいたのに、メールくれたのは昼頃だった。


しかも「何時に帰ったの?」って聞いたら「9時ごろかなぁ」とか言って、何か誤魔化したい雰囲気がすごく出ていた。


何度聞いても「やってない。寝てただけだ」と言ってたけど、そんなこと信じられる訳もないし、すごく嫌だった。


でも、手放せなくなってたから、無理やり信じようとしていた。
彼はそんな人じゃないって思いたかった。


でも、自己中心的な人だったから、「仕方ないじゃん」くらいに思ってたんだろうな。

実際、私が何度も「お姉さんを泊めないで欲しい」って言っても

「泊まりに来るって言い切られちゃったら何で言えば良いの?ねおちゃんが泊まりに来るから無理だって言うの?」とか言われたし

「おやすみって言ってチュッてされた」と言われた時もあった。


そのくせに私が離れた後は「今日姉さん泊まりに来るの阻止した。えらい?」とかメールして来たりした。


それで分かったのは、彼は、自分が欲しい時だけ私の欲しいものを与えて手に入れようとするってこと。

彼が私の気を引く必要があると感じてる時だけ私に優しくして、私が離れないって感じると「釣った魚に餌やらない」どころか「どんな身勝手をしたって受け入れて欲しい」という傍若無人になること。


彼は、母親からはホウキでぶたれたりしょっちゅうしていたらしくて

「やっぱり女性って、コントロールしようとするんだな」と言って来た事があったり

彼にとって女性は、思い通りにしようとコントロールして来る存在で

彼は「主体性を失いたくない」し「このままの自分を受け入れて欲しい」という幼い気持ちが強くて

私のお願いや主張を受け入れたくないし、自分が主体的に「そうしたい」と思う事以外はしたくないんだと分かった。


つまり、彼と安定したお付き合いが1対1でできたとしても、彼は私が「あそこに行きたい」とか「あれが食べたい」と言っても反発するだろうし

安定してる限りは「どうせ離れないだろう」と鷹を括って冷たくあしらうようになる。


彼から大切にしてもらう関係を作るには、いつも「失ってしまいそう」な距離感で、彼を不安にし続けなきゃいけないし

自分の要望やお願いは聞いてもらえないし、純粋な思いやりももらえない。


一緒にいても、温かい気持ちになんてなれない人なんだ。



冬に、私にカイロを買っておいてくれた時、すごく嬉しかった。
私がイベントごとの本番の日に「がんばってね」ってメールくれたのもすごく嬉しかった。

でも、そんなことしてくれたのはあの時で終わりだった。

私があっちの女性と別れて欲しいって言い始めたから嫌だったんだろうけど。


あれだけ私を抱いておいて、私が一番好きだとか言っておいて、一方であっちの女とデートしてたのって頭がおかしいと思う。

そこまで行くと本当に自分の事しか考えてなかったんだろうと思うし、私を傷つけても平気だった事が恐ろしい。


私も昔、複数の人と付き合ってて別れられなかったことがあるけど、あそこまで平気な顔はできなかった。

二人の彼の間で揺れ動いてたけど、短期間で辛くなって片方とはお別れした。


私はやっぱり、みんなが幸せが良い。

多分、彼だって本当はそうだと思う。


でも彼には、親しい人もほとんどいなくて、家族も近くにいなくて、頼れる人も支え合える人もいないから、とても寂しいんだと思う。


だから、私ともあっちの女性とも別れられなくなってたんだと思う。


私は渦中は辛くて耐えられなかったけど、彼の事を憎んではいない。

ただ、もう続けるには辛すぎるし

頭がモヤモヤして体もダルくて痛みが出ていてガタガタになってたから、これ以上は神経が持たないって分かったから別れるしかなかっただけだ。


未だに彼の事は好きだし愛しているとも思う。
だからとても寂しいし苦しい。

でも、そう思うのは脳内麻薬のせいなのかもしれないと思う。

私を傷つけまくって平気でいた男のことなんて、心では「好きな訳がない」とも思えるから。


というより、本当に魂が望む相手なら、こんなに傷ついたり悲しくなったりするはずがない。