9時くらいに目が覚めた。
まあ休みの日くらい寝かせろ。
あ、俺ソファーで寝ちゃってたんだ。
指 ただいまー。
二 あ、えーっと?
いろいろありすぎてわかんねぇ
全部顔一緒だし。
指 指原莉乃だけど。どうしたの?
二 本当に指原か?
指 変なの。あ、そうだ。なんかこれポストに入ってた。莉子って誰?
二 え?
中を開けてみると、短い手紙だった。
「二階堂くん
お手紙を書くのは最初で最後になります。
お世話になりました。
もう借金返済が終わって私は用がなくなったので消えます。仕事も辞めました。
莉乃ちゃんのことお願いします。
私や莉央みたいな人格が生まれないためにも二階堂くんの存在が重要だと思います。
莉乃ちゃん、本当はもっと二階堂くんのこと知りたいっぽいし。
もう時間なので、消えます。
さようなら、そしてありがとう。
莉子」
あぁもういなくなったんだ。
なんか不思議な体験した。気がする。
指 あ、あのさ…二階堂くんに言わなきゃいけないこといっぱいある。
指原の今まであった出来事を全部話してくれた。
学校でのいじめ、親の離婚、不倫、不倫相手の子供について。そして莉子さんが頑張ってた借金のこと。
指 本当に、二階堂くんいなかったら私死んでたかもしれないから、本当にありがとうございます。
二 ありがとう、話してくれて。
指 いや…いずれ言わなきゃいけないと思ってたから。
二 俺が莉乃のこと守るから。
あ、何言ってんだ俺。
二 あ、いや、今のは。
指 私二階堂くんに守ってもらいたい。
二 わかった。俺、莉乃のこと好きだ。付き合ってください。
指 不束者ですがよろしくお願いします。
二 泣くなって
指 泣いてないし。