3年前のこと

 

息子が中学1年生の2020年9月、

コロナ禍で夏休みがいつもの年より短く8月半ばから学校が始まった年でした。
すでに行き渋りが始まってから、
数週間たったあの日。
怒りに震えて真っ赤な顔ムキーをして、学校から帰ってくるなり
制服を脱ぎ捨て、ゴミ箱へ放り込んだ次の日から、不登校の日々が始まりました。

 

動揺する私。

どうしよう。

まさか。わたしが?不登校生の親?
今はクラスに1人くらいはいるっていうけど、なんで我が子?
大事に、大切に育ててきたのに。
正直に当時の気持ちを言葉にすると、
こんな感じだったと思います。
真っ青な顔の息子をあちこち病院へつれまわし、
起立性調節障害といわれたり、
複雑性PTSDといわれたり。。。
あの時の私は、誰かが、なんとかしてくれる。薬を飲めばどうにかなる。
そう思ってました。

 

ブログに出会う

親としてどうしたらいいんだろ?

と途方にくれてばかりはいられない。
なんとかしなきゃ。
といろいろ調べました。
今思えば、1番役にたったのがブログでした。
 
ただ、当時不登校カテゴリのブログに書かれていることが、
ちんぷんかんぷんで。
境界線って?
マズロー?アドラー?
他人軸って?
まずはお母さん。って、どゆこと?
…今なら、何言ってるかわかるようになりました。
 

 

今、高1です。

現在のお話です。

息子、高校1年生になりました。
去年、一年間だけ勉強をし、受験をして笑顔で義務教育とおさらば。
本人の強い希望で全日制普通課程に通学しています。
この夏休みは、海外語学研修に行ってきました。
このまま高校生活を過ごしてくれたら、素敵なことだとおもいますが、
まだ、この先どうなるかはわかりません。

もう安心。とは思って無いです。

いろいろあると思います。
 
 
私自身、第一幕がいったん終わっただけで、すべてが終わったとは思ってないので、
自分への戒めのためにも、このタイミングで
少しずつ、まとめていきたいと思います。

 

受験を控えている方へ

 

中3の受験生にとっては、9月以降進路選択を迫られる
苦しい時期がやってきますね。
ご本人の回復状態次第だと思いますが、
普通高校への進学を希望されている場合、
欠席日数150日を超えていても、受け入れてくれる学校はあります。
チャンスをくれる学校もあります。
逆にチャンスさえくれない学校もあります(こっちの方が多かったけど)。
 
あきらめずに探してみてください。