あらすじとしては、
落ち目の女子アナ浅川（長澤まさみ）
ボンボン育ちのお気楽な若手ディレクターの岸本（前田郷敦）
が、ひょんなことから、15年前の女子中学生連続殺人事件の真犯人を追うことになります
ちなみに、事件の犯人としてある中年男性がすでに逮捕されており
すでに死刑囚として収監中
つまり、冤罪で死刑になるかもしれないんです
もーーほんとにめっちゃ夢中でイッキ見🥺
（全話録画残ってた）
この冤罪は偶然ではなく仕組まれたモノ
つまり、国家ぐるみで真犯人を守っているのです
それを暴こうとするってことは
つまり国家権力を敵に回すということ…！
浅川と岸本が真相に近づくたび、
その妨害工作が働き、ピンチに陥ります
浅川も岸本も、その他登場人物も
正しいだけの人間はひとりもおらず、
なんなら弱くて馬鹿で利己的で打算的な人ばかり
それが魅力でもある
とくにこの長澤まさみ演じる浅川
賢さと愚かさ
強さと弱さのバランスがめっちゃ絶妙！！
トラウマを抱えてやさぐれている人物なんですが
そのトラウマってのも
「路チューを週刊誌に撮られてニュース番組降板」っていう
まあわかるけど、そこまでか？って感じ
少なくとも岸本のトラウマに比べると軽い
（比べるモンじゃないけどさ）
だけど、自分が読んできたニュースの内容に果たして自分は責任を持てているのか…？
ということに苦悩する真摯さ、不器用さもあります
とはいえ、いざとなると綺麗事言いながら
男に逃げたり、地位にしがみついたり
オマエさぁ…ってところもたくさんあって
最初は過去のトラウマを見てみないふりしながら過保護ママに甘えまくりだったけど、
事件を通して自分に向き合うようになっていく岸本にくらべて
ほんといい感じにズルい浅川
でも二人ともいい感じに弱くて浅はかなので
途中でどちらかがひよったり心折れたりしながら
どちらかが発破かけながら
ついに大きな真相にたどり着くんです…！
ほんとに長澤まさみはスゴイ
見た目が超絶麗しいのはもちろん
この矛盾あるキャラがほんとにリアル
主題歌まで歌ってるし才能すごすぎる
このドラマ、ちょいちょい
「精神のバランスを崩して食事がとれなくなる、眠れなくなる」
という描写が繰り返し出てきます
愚かでも、弱くても、先が見えなくても
ご飯食べて眠ろう
それができたら大丈夫
一人でも信じられる人がいたら大丈夫
という気持ちになるドラマです
ちなみに、大きな黒幕として
「これって、どう見てもアノ人ですよね…？」
と、すぐわかるくらい、とある政界の大物に寄せてる人物が出てきます
こんなドラマ作っちゃって大丈夫…？って心配になるくらいよ
でも、今もサブスクとかで観られるみたいだしたぶん大丈夫なんだね良かった
たからみんなも観てみてよ！オススメです
私もやっぱり録画消せないなぁ…
（ああ容量がぁあ）
