懐かしいドラマ
「ずっとあなたが好きだった」

 

もう言うまでもない有名作品なので

説明は割愛!!




観はじめてまず思ったのは



冬彦、なかなか木馬乗らねえな〜!

ってことね



あの有名すぎるシーンって、全13話のうちの第11話に一度だけ出るシーンなんですよ

インパクト強すぎィ!!




子供の頃リアタイしてたときは

とにかく冬彦が恐ろしかったんだが



今観てみるとさ

なんだろ…イヤ確かに夫としてはムリなんだが



そんな悪い人かな…?って気もするし

ちょっと気の毒な感じもあるよね



とりあえず、若かりし佐野史郎さんが記憶以上に端正でさぁ

大人になった私としては、この方が現在も味のある良い俳優さんだということを知ってるじゃん?



それもあってかなり印象補正される(笑)



義母役の野際陽子様もそうですね

当時は恐ろしくて憎いババアとしか思えませんでしたが



今となってみれば、その後の出演作・TRICKの山田の母のイメージも強いから

なんかオモロイことしてくれそう(笑)

って思っちゃうよね



当時は冬彦&野際の異常性がものすごいインパクトでしたけど
改めて観るとけっこう冬彦のキャラはブレブレに感じる


序盤、お見合いで出会って結婚
→結婚直後から妻の美和(女神のように美しい賀来千香子様が演じておられますキラキラ
に興味ない微モラハラ&マザコンの夫
だったんですけど


どういうわけか中盤から妻への異常な執着みたいになっていって、
→実は子供の頃から冬彦は美和が好きだった
みたいな展開


序盤、新婚生活なのにあまりに夫(冬彦)が冷たいので
妻が離婚を考え始めるんてすけど


むかしから美和のこと好きならなんで最初あんなに冷たかったんだ冬彦?という
矛盾を感じる


なんでも、Wikipediaで調べましたらこのドラマ、
そもそもはマザコン夫や異常執着夫の物語ではなく


「条件につられて愛のない結婚をしたが、本当に愛する人に再会し苦悩するドラマ」
だったらしいんですよ


つまり、妻の賀来千香子と妻の元カレ・布施博の物語で
冬彦の存在は二人のちょっとした障害にすぎないはずだったのに


野際&佐野の演技に視聴者と制作側の興味がどんどん深まり
ふたりの異常性がクローズアップされる出来になったと。



だよなぁ〜
けっこう取ってつけたような設定というか、矛盾多いもんね


途中で1回だけ
「冬彦さん、SMにハマる!」みたいな回があるんですけど
あれも取ってつけたような設定だしその後はSM一切無関係笑


ラストのラスト、
実は子供の頃から冬彦は美和を知っていて、ずっと恋していて
お見合いも冬彦自身が望んだことだった
と冬彦が告白する名シーンがあるんですけど


その設定すらも後付けらしいです(笑)


えーー!!

たしかに、その設定もよく考えりゃ矛盾だらけだけどさ!


佐野史郎さんの演技で一貫性のある「冬彦」として納得してしまうのよね〜

役者さんてスゴイわね〜おねがい


冬彦が下唇を突き出して「んんん〜!」とダダをこねる名シーンも
佐野史郎さんの当時幼かったお子さんの仕草から得たアイデアだそうで


あの時点ですでにパパだったんか佐野さん!


と、今から観ると当時は感じなかった感想が次々と湧くドラマでした照れ気づき








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