フィギュアスケートのNHK杯を制した浅田真央(中京大)、高橋大輔(関大大学院)ら日本勢が一夜明けた10日、取材に応じた. 今回の優勝でGPファイナル(12月、福岡)進出を決めた浅田は「ファイナルでも、自分が目指しているものができるようにしたい」と語った. 【写真特集】フィギュアスケート NHK杯 今季GP2連勝の浅田は「バンクーバー五輪後、ずっと滑りの基礎から見直してきて、ようやく身についてきた. この五輪シーズンはとてもいい状態」と充実した笑顔をみせた. 一方の高橋は、課題にしてきた4回転ジャンプを決めての優勝にしっかり手応えをつかんだ. 高橋は「今まではあまり思わなかったけど、五輪での金メダルを目標にしてやっていきたい」と力強く宣言した. この日は全競技終了後、大会のメダリストや日本選手らによるエキシビションも行われ、浅田や高橋が競技とはひと味違った滑りを披露して観客を沸かせた. 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、米航空宇宙局(NASA)と共同開発した降水観測衛星を鹿児島県の種子島宇宙センターで報道関係者に公開した. 2月28日に打ち上げ予定のH2Aロケット23号機に鹿児島大が製作した超小型人工衛星などとともに搭載される. 衛星は高さ6・5メートル、重さ3850キログラム. 日米欧などの衛星同士で共同して地球全体に降る雨や雪を観測するもので、全球降水観測(GPM)計画で中心的な役割を担う「主衛星」だ. 従来は個々の衛星で観測していたため、限定的な領域の情報しか得られなかったが、計画では九つの衛星で観測. 地球全体の降水の約95%を観測できるという. 衛星本体などはNASAが開発. JAXAは94億円を投じて雨粒の大きさや雨の勢いなども分かる新型のレーダーを開発した. 観測データは気象庁などに配信され、台風や豪雨など気象災害の予報精度の向上に生かされるという. モンクレール アウトレット (小池寛木).