BNI(Business Network International)　Japan の千代田リージョンに所属するチャプター(チーム)の一つです。1カテゴリーにつき1社のみがチャプターに所属出来るシステムで、現在のGrowthチャプターは、117カテゴリーです。現在、世界73ヶ国8600を超えるチャプターで活動していますがチャプターサイズ(メンバーの数)で世界4位、日本238チャプターの中で1位です。

メンバーになるには、会費の支払いと共に審査が有りますが、無事入会出来ると仕事の話を始めることが可能です。ただし、Givers Gain(与えよ、さらば与えられん)の精神に乗っ取り活動をすることが求められ、毎週リファーラル(紹介)をメンバーに提供して行きます。メンバーのルールは世界共通の倫理規定に則り運営され、世界共通のトレーニングが準備されています。世界73ヶ国で20万人を超えるメンバーが同じルールの元に活動をしています。

Growthチャプターが2010年12月に25名のメンバーで発足以来、メンバー数、リファーラル数、サンキュー金額(紹介されたビジネスが成立した売上金額)の推移確認をしていますが、メンバーが増えると、リファーラル数が増え、サンキュー金額が上がるという相関関係が有ることが分って来ました。発足以来95億円のサンキュー金額ですが、直近1年のサンキュー金額は40億円を超えています。8年間の売上の半分は直近1年に作られています。

日本で100名を超えているチームは関西に一つ、関東に一つです。世界のトップ10を見てみると日本以外はインド、中国・深圳、マレーシアが、トップ10です。冒頭に話したように同じトレーニング、規定に基づいて活動をしているのにチャプターサイズを大きく取れているのは、主にアジア圏です。数が全てでは有りませんが、所属するチャプターのデータから見てもメンバー数が増えた方が結果として売上が上がっているのも事実です。

三役と言われるリーダーシップチームを始め、様々な役職が年2回10月と4月に入れ替わります。今期の目標は3月に140カテゴリーで世界一になること。現在は世界一が135カテゴリーです。現代表の岡野さんは言います。「世界一になったからと言って私たちの人生が大きく変わるものでは無いかもしれません。しかし、私たちの人生にとって世界一になることは滅多にないことでは無いでしょうか」

メンバーにとって世界一になることは、世界一の売上可能性を持つチームを作ることに繋がります。自分の売上に繋げるためには、メンバーの中での認知度を高めて、信頼を重ねることが重要です。ただ、秘めた効果はそれだけでは有りません。規定や理念は世界のメンバーがその時に一番良いものを取り入れシェアされて行きます。日本のチームが内実共にトップに立つことが出来たら、その考え方や仕組みもシェアされます。

メンバーに求められるのは、世界のトップチームのメンバーとして、どのように有効なメンバーで有るかということです。それぞれが中小企業経営者・自営業者です。世界一の売上結果を目指すのみならず、日本人の経営者として世界から模範とされる考え方、仕組み、活動にトライしています。これまで8年間の歩みはGrowth(成長する)というチームの名前そのものです。原点を抑えながらも、限界は乗り越えられる壁と解釈し、トライし続けて来ました。その時の非常識を常識に塗り替えて来た歴史です。

No Borderな時代に、国境や、文化、宗教、国籍が違えど、同じルールや規定に基づき73ヶ国、8600チーム、200,000人を超える仲間が活動をしている。そこで世界一のビジビリティを持ち、日本人らしい信頼されるビジネスや人間関係を構築して行くトライアル。ベースにあるのは「Givers Gain」であり、ポイントになる黄金律は、「他人にして欲しいことを他人にもしてあげること」という互恵の法則です。

普通の日本人経営者が世界の経営者とも連携しながら、150種類の問題解決策を持ち、顧客の相談に乗って行くという取組みです。その様なことが苦でないポジティブな経営者の皆さんには、連携することも一つの選択肢です。BNIでは、「世界のビジネスのやり方を変える」ことを目指しています。日本人の経営者が世界と連動して活躍する。そんなマーケット開拓のハブになることが、私たちが関わっている皆さま方への役割です。

カテゴリーの数で世界一を目指すGrowthチャプター