角膜移植が必要になり、国内のアイバンクに移植希望患者として登録したとする。
その場合の、待機期間はどのくらいのものか・・・?
一概に「○○ヶ月」とか「○○年」という言い方はできるものではない。
なぜなら、移植医療はドナーからの提供があって初めて成立するものだからだ。
いつ、ドナーからの提供があるか・・・などということは、誰にもわからない。
親族間の生体肝移植・生体腎移植や骨髄バンクからのドナー提供と違い、角膜はごく一部の例外を除き、ドナー登録している方が亡くなった場合に提供されるからだ。
また、ドナーからの提供があった場合、待機患者の名簿の中で、上位順(待っている期間が長い順)にアイバンクから連絡がいき、連絡がとれ、すぐ手術のために入院できる患者に移植のチャンスが回る。
待機患者の数に比べ、ドナーからの提供数はまだまだ圧倒的に少ない。
国内のアイバンクからの提供は何年、いやもしかしたら何十年も待つことになる可能性もあるのだ。
こうした状況を移植が必要な患者さんたちのために何とか打開したい、と考えられたのがアメリカのアイバンクと提供することだった。
アメリカのドナーから提供された角膜を、日本の病院に輸入し(もちろん無償)、移植に用いる。
私もこの恩恵に与ったワケだが、私が手術を受けた当時でアメリカ国内では約9万件の提供があり、そのうちアメリカ国内で移植に用いられるのは半分程度の数だった。
残りは若いドクターの手術練習に使われたりしており、数に余裕があったので日本の大学病院に提供することが可能だったのだ。
アメリカのアイバンクからの提供だと、日本のアイバンクのように待機期間がものすごく長期に亘ることはなく、移植希望患者の都合で手術の日程を決められる。(予定が狂うこともたまにあるらしい)
待機期間が短いから・・・というわけではないが、アメリカからの輸入の場合は空輸の費用・関税などを患者が負担することになるので日本のアイバンクよりも費用が嵩む。
国内のアイバンクからの提供であれば15万程度のものが、アメリカからの提供は40万くらいかかる。
(私が手術を受けた約10年前の数値なので、今は変わっているかもしれない)
どちらを選ぶかは患者である貴方次第だと思う。
しかし、ドナーからの提供があって初めて成立する医療だということは忘れてはならない・・・と思う。
その場合の、待機期間はどのくらいのものか・・・?
一概に「○○ヶ月」とか「○○年」という言い方はできるものではない。
なぜなら、移植医療はドナーからの提供があって初めて成立するものだからだ。
いつ、ドナーからの提供があるか・・・などということは、誰にもわからない。
親族間の生体肝移植・生体腎移植や骨髄バンクからのドナー提供と違い、角膜はごく一部の例外を除き、ドナー登録している方が亡くなった場合に提供されるからだ。
また、ドナーからの提供があった場合、待機患者の名簿の中で、上位順(待っている期間が長い順)にアイバンクから連絡がいき、連絡がとれ、すぐ手術のために入院できる患者に移植のチャンスが回る。
待機患者の数に比べ、ドナーからの提供数はまだまだ圧倒的に少ない。
国内のアイバンクからの提供は何年、いやもしかしたら何十年も待つことになる可能性もあるのだ。
こうした状況を移植が必要な患者さんたちのために何とか打開したい、と考えられたのがアメリカのアイバンクと提供することだった。
アメリカのドナーから提供された角膜を、日本の病院に輸入し(もちろん無償)、移植に用いる。
私もこの恩恵に与ったワケだが、私が手術を受けた当時でアメリカ国内では約9万件の提供があり、そのうちアメリカ国内で移植に用いられるのは半分程度の数だった。
残りは若いドクターの手術練習に使われたりしており、数に余裕があったので日本の大学病院に提供することが可能だったのだ。
アメリカのアイバンクからの提供だと、日本のアイバンクのように待機期間がものすごく長期に亘ることはなく、移植希望患者の都合で手術の日程を決められる。(予定が狂うこともたまにあるらしい)
待機期間が短いから・・・というわけではないが、アメリカからの輸入の場合は空輸の費用・関税などを患者が負担することになるので日本のアイバンクよりも費用が嵩む。
国内のアイバンクからの提供であれば15万程度のものが、アメリカからの提供は40万くらいかかる。
(私が手術を受けた約10年前の数値なので、今は変わっているかもしれない)
どちらを選ぶかは患者である貴方次第だと思う。
しかし、ドナーからの提供があって初めて成立する医療だということは忘れてはならない・・・と思う。