自分を大好きになるって
ほんの小さな『たったそれだけ』のこと。
ちょっと早めに
お昼ごはん食べたくなって
冷凍のそばが目に入って
食べたくなって
卓上コンロ好きな私は
浅めのフライパンに
お水と白だし(だし入りの薄口しょうゆ)を
火にかけ、沸騰してからそば入れて
茶碗を洗っていた。
はんぶんボーッとしながら洗ってて
ハッ
と我にかえり

そば ブクブク 熱々に 。 うん。 

まぁ良くあることだ。
火を止め
おわんに移そうと
取っ手を持ち上げたら
めっちゃめっちゃ熱い
‼️

どうする?って思いながら
私がとった行動は
『コンロにフライパンを戻し
すぐに水で冷やすこと』だった。
たったこれだけのこと。
そう。
たったそれだけのこと。
それが、私の心をジーン。ジーン。と震わせた。
ジーンとなった。
心がジーンとなった。
今までごめんね。
ごめんね。って思った。
左手を冷やしながら
見つめながら 愛おしくなって
申し訳なくて 冷やしてる今が嬉しくて
『今まで、このくらいなら大丈夫って思ってた。』
『痛かったよね。ごめんねー。』って謝っていた。
過去の私なら
そのまま、
まず、そばをおわんに入れていたと思う。
熱いけど
もう持った後だし、
ちょっと火傷するくらいだし。って。
取っ手がものすごく熱かった。
すぐに冷やしてあげた。
たったそれだけのことが
とてもとても嬉しくて
私は私に感謝した。
メグセレ