「殺し屋たちの挽歌」 | のっちのブログ

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40歳を過ぎた中年男の日々の思いや出来事を徒然と・・・



☆=20点
★=5点
☆☆☆★

昨年、スティーブン・フリアーズ監督自身の手により28年ぶりにセルフ・リメイクをハリウッドで撮る事が発表された84年日本未公開のカルト作品。

なんとティム・ロスのデビュー作らしいですが、いきなり初登場のシーンで「これがティム・ロスだ!」と言うその魅力を十二分に発揮しています。

そのティム・ロスに加え、私が「ロバート・ショウ」「リー・ヴァン・クリーフ」「チャールズ・ブロンソン」と並び、もっとも男惚れしている俳優のテレンス・スタンプが主役を務め(なぜかビリングは4番目)、名優ジョン・ハートがそこに絡む演技勝負が見られるし、乾いた空気を感じさせるスタイリッシュな演出はニコラス・ローグばりだし、二人の天才ギタリストによる音楽も最高なんですが・・・
これでもか!というくらいに脚本が面白くない(笑)
これほど残念に感じた映画は初めてでした。

しかし撮影当時のテレンス・スタンプ、ジョン・ハートは43歳と44歳!どう見ても今の私より4つも5つも年下には見えません。