昨日,折紙探偵団 東京友の会 例会に参加してきました。
場所は,都営三田線の白山駅を出て直ぐ,「おりがみはうす」の隣のJOASホール。
参加費500円(中学生以下は300円)を払えば,誰でも参加できます。
2時間の折紙教室,及び,1時間の情報交換会,があります。

まずは,今回の例会の折紙教室。
「クリスマスツリー/Christmas tree」(講師:西川誠司さん)。
イメージ 1
名古屋コンベンションで講習された時の難易度は,★2.5設定でした。
クリスマス直前のこの時期に,この作品はタイムリーですよね。
講師手元の講習見本は,星や飾りで可愛くデコレーションされています。

西川さんは最早説明不要の折り紙界の大御所ですね。日本折紙学会評議員代表!
コンベンション等に参加し始めて3~4年になりますが,西川さんの講習はこれが初めてでした。
流石に講習が上手い!また言葉の説明が巧みで分かり易い^^ 勉強になります。

本作品,ツリー自体は,幹で2枚,樹幹(1段目・2段目)で各1枚,の計4枚を使用。
紙の大きさは,樹幹1段目が24cm四方,幹と樹幹2段目は12cm四方で折ります。
因みに,星(今回は講習無し)を天辺に立てるための台は4cm四方。

何といっても,樹幹のもっさり感がいいですよね。正八角形に切り出して折ります。
1段目は大きい紙を使うので折り易いですが,2段目は大きさが半分になるので難易度が上がる!
個人的に2枚同時折りをしていたので,講習時間内に1段目と2段目を完成させられました。
イメージ 2


2時間の折紙教室の後,約15分程の休憩を挟んで情報交換会。
今回も様々な新作が紹介されていましたよ~。私も最新作2つを発表させて頂きました。
イメージ 3
一つは,「ティーバッグのハート(2.1)」。
ハートに矢が刺さっている定番のデザインです。
お馴染み,例の2本の細長部分のうち,一方を矢じりに,一方を矢羽に充てて,
表から見ると1本の矢に見えるようにしています。再現性もあり!

もう一つは,「ティーバッグのネズミ(1.1)」。
以前に,ネズミ(1.0)は創っていますが,尻尾と頭がイマイチだったのと,
何より再現性が劣るものでしたので,今回はその点を改良しました。

来月の例会は,第2土曜日。
折り紙教室は,オーストラリア在住の萩原元氏!来月も楽しみですね~。

この日の例会の報告が,東京友の会公式HPにアップされています。
http://www.origami.gr.jp/ttt/?p=1641