【作 品 名】 E.T.
【創 作 者】 前川淳さん
【 出 典 】 「トップおりがみ」
【使 用 紙】 LOFT B4クラフト紙パック(不切正方形1枚)
【仕上がり】 高さ約8.5cm
【工 程 数】 -(展開図折り)
【製作時間】 1時間(折り方が判明してから完成までの時間)
【難 易 度】 やや難しい
【 感 想 】
今回は,初めて展開図折りに成功したため,少々長く語る。
このE.T.は以前からどうしても折ってみたかった作品。
しかし,本には折り方が載っていない。載っているのは,展開図と完成写真だけ。
【創 作 者】 前川淳さん
【 出 典 】 「トップおりがみ」
【使 用 紙】 LOFT B4クラフト紙パック(不切正方形1枚)
【仕上がり】 高さ約8.5cm
【工 程 数】 -(展開図折り)
【製作時間】 1時間(折り方が判明してから完成までの時間)
【難 易 度】 やや難しい
【 感 想 】
今回は,初めて展開図折りに成功したため,少々長く語る。
このE.T.は以前からどうしても折ってみたかった作品。
しかし,本には折り方が載っていない。載っているのは,展開図と完成写真だけ。
展開図とは,紙の最初の状態(正方形)に,山折り・谷折りの折り筋だけが示された図。
この折り筋をヒントに折っていくのが「展開図折り」。今回初めて挑戦。
展開図折りの定石は,とにかく図の折り筋の通りに紙に線を付けること。
展開図を拡大コピーして,その線通りに適当に折り畳むことはできたが,
そもそも各線の位置の基準が解明できず,それ以上何もできずに断念したのが去年の夏。
この折り筋をヒントに折っていくのが「展開図折り」。今回初めて挑戦。
展開図折りの定石は,とにかく図の折り筋の通りに紙に線を付けること。
展開図を拡大コピーして,その線通りに適当に折り畳むことはできたが,
そもそも各線の位置の基準が解明できず,それ以上何もできずに断念したのが去年の夏。
その後,いろんな方(特に本作品の作者さん)の作品をひたすら折らせて頂くうちに,
線付け作業の基本のようなものを何となく習得できた感じを受け,今般再挑戦。
以前は判らなかった線の基準も,「前川さんならこうして折るはず」といったように
不思議とアタリを付けながら解明することができ,展開図通りの線付けは成功。
そして,それらの線を使って,折り畳むこともできた。
線付け作業の基本のようなものを何となく習得できた感じを受け,今般再挑戦。
以前は判らなかった線の基準も,「前川さんならこうして折るはず」といったように
不思議とアタリを付けながら解明することができ,展開図通りの線付けは成功。
そして,それらの線を使って,折り畳むこともできた。
ここで愕然とするのは,展開図通りに折り終えても,全然E.T.になっていない。↓
展開図が示すのは,飽くまでもその作品の基本形を折るまでの線だと,今更乍ら悟る。
(恥ずかしながら,私はまだまだそんなレベルなのです。実は。)
展開図が示すのは,飽くまでもその作品の基本形を折るまでの線だと,今更乍ら悟る。
(恥ずかしながら,私はまだまだそんなレベルなのです。実は。)
しかし,ここで終わらないのが,去年とは違うところ。
今度は,その基本形から,どのように折っていけば見本写真のようなE.T.になるか,
写真を睨みながら,いろいろ試してみる。いわゆる睨み折り。
今度は,その基本形から,どのように折っていけば見本写真のようなE.T.になるか,
写真を睨みながら,いろいろ試してみる。いわゆる睨み折り。
まず着手したのは頭部。鼻と眼の関係,顎の位置などから推測。これは直ぐにできた。
最も苦労したのは脚部。結構シンプルなはずなのに,なかなかこの形にならなかった。
肩から首にかけての折り方は,果たしてこれで合っているのかは未だ不明。
最も苦労したのは脚部。結構シンプルなはずなのに,なかなかこの形にならなかった。
肩から首にかけての折り方は,果たしてこれで合っているのかは未だ不明。
こうして折り方を解明し,改めて別の紙で綺麗に折り直したのが,冒頭の写真。
頭部や顔の表現はE.T.そのもので,指は前川さん十八番の造形。
ともあれ,一応完成させることが出来て,本当に嬉しかった。
頭部や顔の表現はE.T.そのもので,指は前川さん十八番の造形。
ともあれ,一応完成させることが出来て,本当に嬉しかった。
「折り方を展開図だけで示すと,それは高級なパズルになるのです」
本に掲載されているこのコメント,まさに仰るとおりだった。
本に掲載されているこのコメント,まさに仰るとおりだった。