チェロです。
鳥の歌 ~ ホワイトハウス・コンサート
パブロ・カザルス
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49 * メンデルスゾーン |
チェロとピアノのための演奏会用小品 * クープラン |
アダージョとアレグロ変イ長調op.70 * シューマン |
鳥の歌 * カタロニア民謡 |
パブロ・カザルス (チェロ)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(ピアノ)
アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリン)
1961年11月13日 於:ホワイト・ハウス舞踏室
カザルスの名前と「鳥の歌」を初めて知ったのは、
1992年のバルセロナオリンピックの時
もう、16年も前ですか!
閉幕後に、NHKで総集編みたいな番組をやっていて、
その中で取りあげられていたんですよね。
私は観ていなかったんですが、
閉会式の最後にも、ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスというソプラノ歌手が
この曲を歌ったそうです。
春に聴くには、あまりにも物悲しい鳥の歌・・・
http://www.youtube.com/watch?v=RxWT4wIgDNc&feature=related
カタロニアというのは、カザルスの故郷であるのですが、
1936年にスペイン内乱が勃発して、1939年にフランコ独裁政権が成立。
平和主義者であった彼は亡命、プエルトリコで1973年に亡くなるまで、
戻る事はなかったそうです。
1971年の国連での演奏時には、
「私の故郷の鳥は、ピース(平和)、ピース(平和)と鳴くんですよ」
と、挨拶したらしいですよ。
ホワイトハウスでの演奏はこれが3度目。
この時の賓客には、バーンスタイン、バーバー、ストコフスキー・・・などなど
「鳥の歌」そのものは、3分くらいの短い演奏ではありますが、
演奏会最後の曲として、非常に厳粛に聞かれたんですって。
因みに、当時の大統領は、J・F・ケネディでした。
日本大学には彼の名にちなんだ、カザルスホールがありますよね。
1971年に、テレビ「青春の門」テーマ曲としても使われました。
試聴は捜索中
アルバムは売ってます。
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