「継続は力なり」と言いますが

この「継続」という言葉の解釈は

とても重要だと思います。

 

「三日坊主」や「石の上にも三年」など

継続性に関する言葉はいくつかありますが

その言葉から連想されるものは

「継続=連続・毎日」という

感じではないでしょうか。

 

だから子供の勉強や自主練などを

「毎日やらないといけない事」と

考えている方はたくさんいらっしゃると思います。

 

私もそうでした。

 

しかし継続して努力して

成果を得るという経験が浅い子供にとって

いくら「お前のためだから」といっても

そう簡単に受け入れられるものではありません。

 

大人になれば必要に迫られ

嫌でも毎日やらないといけない物事はあります。

しかし成長過程にある子供にとって

これは些か負担が多い事だと思うのです。

 

毎日やっているかチェックしてやらせるよりも

週に1~2回でも構わないので

子供の自主性を尊重しながら

時々「やった方がいいぞ」と声を掛けて

最終的にその子が一年後にも続けている事の方が

私は大切だと思います。

 

子供が継続して何かを出来る様にするためには

その行為の必要性を自覚させる事です。

必要性を自覚させるためには

子供に失敗(上手く行かない)という経験をさせる事です。

 

だから親が重視しないといけないことは

子供のお尻を叩いて何かをやらせることではなく

子供に失敗していることを気づかせ

一緒に解決方法を考えて

導き出した解決方法を実践できるように

褒めて応援をして頑張った成果を

子供に実感させてあげる事だと思います。