中学生の男の子の自殺



それを受け関連するような過去の子供の自殺についての報道がされていました



周りの人たち、自殺した子の友達とか先輩とか時に先生などのなんと容赦ないことば

汚いことば

乱暴なことば

悲しいことば


自ら死を選んだ子たちは言葉で心が弱ってしまったのかもしれませんね



時々まちで子供を罵倒するような声を耳にすることがあります




お母さんが子供を

お父さんが子供を



ばかやろー とか 

はやくしろよーとか

なにやってんだよーとか



文字にするとニュアンスが伝わらないと思いますが、大人のこっちも思わず体を硬直させてしまうくらうの勢いのときもあります


勝手な推測ですが、親の言葉づかいって子供はまねするもんですよね

優しい言葉は優しい心を育てる

そう思うんです



私の仲良くしているママ友はみんな言葉づかい優しい

子供に甘いというのではなく、叱るときは叱るけど、でもむやみやたらと大きな声を出さない


男の子のお母さんでも


よく男の子は活発だし、やんちゃだから、お母さんも元気すぎるような人もいるけど、男の子だからといって優しい言葉が通じないというわけじゃない


〇〇しちゃ、あぶないよとか

〇〇は、いけないことだよとか、言って聞かせれば子供も分かる


そもそも知らないから判断できないこともあるから、親が教えずに頭ごなしにしかりつけるのは、子供からみたら本当に理不尽なことだと思う


いらいらして子供にあたる

つかれているといって、子供を無視する

言うことをきかないといって、子供に暴言をはく


こういうことの積み重ねが子供の心から優しい気持ちを失わせていくのではないでしょうか

だから、子供同士でもちょっとした力の上下差からいじめたりいじめられたりするんじゃないだろうか



うちの子が小さい時、おもしろいことを言っていました

5つくらいだったんだろうか、スーパーのカートに私と向い合せで乗せているころだから



ものすごい勢いで子供をしかっているお母さんがいたんです

子供はうちの同じくらい

おかし売り場で駄々をこねたのかもしれませんね、ダメっていっただろ、わかんないのか~

みたいな感じで



うちの子が、「きっと、あの人はあの子の本当のおかあさんじゃないんだよ、だからいじわるするんじゃないの?本当のお母さんが早く助けにきてあげたらいいのに」って


おかしを買ってあげる日じゃなければ、おかし売り場通らなければいい

今日はおかしは買わない日よって言って


おかしを買ってあげる日は、ひとつどれにしようかなって言えばいい

一番大好きなものにしようね、って言えば子供は一生懸命一番を考えるのに


子供がおかしをまよう5分やそこらは、ゆっくり待ってあげたい

そりゃ目移りするのも、当たり前



声も出ないくらい泣き疲れたのか、泣きじゃくるその男の子

心の中で、本当のお母さんに助けて~って言っていたのかも


本当はそのお母さんだって子供はかわいいと思っているだろうし、優しいのだろうけど、汚い言葉を使うとどんどん汚い心になる

そして汚さはどんどんエスカレートして優しい気持ちをどこかに押しやってします



子供だって怖いことばでなじられたら、そういう言葉でしか心を表現できなくなってしまうのかも



なんだろう、人を非難したり、バカにしたり、攻撃したり

そういう言葉、大人が使っていないかどうか、もう一度考えてみてもよいのではないだろうか?



子供の社会は大人の社会を映しているのかも知れないし


新聞の三面ってなんかディプレッシング

子供をせっかんして死なせたとか、自ら命を絶ったとか


同じ天国に逝くのならパンダの赤ちゃんの方がよっぽど幸せだったかも

だって、お母さんにやさしくだっこされて、みんなに愛されて・・・



あー、心が重くなる