父が退院してしばらくたちます
手術をして、抗がん剤治療をして、放射線治療をして
悪いところはきっとないのでしょう・・・今は
でも、やっぱり
体力がものすごく落ちています
歩いている姿も、腰をまげ、足取りもとってもゆっくりで
ちょっとしたことで、体力がなくなります
よく死ぬときの話をしてます、延命治療は望まないとか、死ぬのは病院でいいとか、病院からそのまま葬儀場に運んだらいいとか
ここ数年、家族の「死」を感じる瞬間が幾度となくありました
見送った人もいます
いろんな死の理由があり、なんとも言えない気持ちです
突然の死や、今の父のように(というより、人はみなそうなのでしょうけれど)ゆっくりゆっくり死に近づいていくことや、それらのことを静かにうけとめなければならないんでしょうね
死んでもいいや、なんていうつもりはないけれど、その時がいつお互いにやってくるかもしれないというこは理解しつつ
大切な人には、気持ちを伝え
やりたいことは、少しでもちかづくことを考え
欲しいものは、手に入れる努力をする
そういうことが大事なのかなぁと
もし私の寿命が70歳であれば、残りは24年、60歳であれば、14年、50歳であればあと4年
短いのか長いのかわからないけど・・・
80年生きようとしている父にとって、この80年が長かったのか、短かったのかわからないけれど
父の年まで私が生きようとしても、産まれてから今日までの年数よりも10年以上短い34年であり、つまりそれは折り返し地点を私はずいぶんと過ぎているんだということ
けっきょく言えることは、毎日毎日がとても大切っていうことか・・・