プレジデントとか、アエラとかああいう雑誌が、子育ての別冊を作るようになって久しい
お金も時間も効率よくかけて、いかに「世の中を生きるのに有利な」スキルを身に着けるか・・・的な切り口の記事のようにも思えるけど・・・ま、それはおいておいて
世の中としては、やっぱり子どもの教育は興味の対象としては大きいのでしょう
私もたった一人ですけど娘がおり、ご多分にもれず、2歳くらいからやれお絵かきのお教室だ、リトミックだ、さんすうだ、バレエだ、バイオリンだ、ピアノだ、スイミングだ・・・とあちこち連れまわり
10歳からは私立中学受験用の塾にも通わせました
もうすぐ14歳
今でも続けている習い事はバレエのみ^^; それもぼちぼちバレエなので、トゥシューズで踊るなんて夢のまた夢~みたいな状況
ピアノは、たまぁに遊びでひく程度、調子にのってクラスの合唱の伴奏をひきうける程度
もともと楽譜がどうやっても読めない子だったので(これはマジで・・・音を聞いてひくか、指番号で歌うかなんです)、いろんな指導法もあるかと思うけど、私がひかないと娘がまねできないので、結果私がひけない曲はひけない(笑)
スイミングもいかせた割には泳げないみたいだし、絵もねぇ描くのは漫画だけ・・・
塾に行かせたものの、最初にとった全国模試の偏差値は38
まさかぁって、さすがのわたしも青ざめました
時間をかけ、おだて、励まし、一生懸命娘も私も頑張ったつもりですが、とうとう偏差値が50を超えることはなく、なんとかここには!というところに滑り込みセーフ
親の希望通りにいかないことは、想像していたけど、これほどまで~ということも肌でしったこの10年あまり
まさにトライアンドエラー、答えが出ないということも、とりあえず理解しました
ただ最近変わってきたのは、中学がたぶんあの子のレベル的にあっていて、ちょっと頑張れば成績上位者になれる(生まれて初めての経験)ので、今は勉強が楽しくて楽しくてしょうがないみたい
大学付属の中高一貫で、のびのびとした校風、成績上位者30%に用意されているより有名な大学への「推薦枠」を虎視眈々と狙ってます(笑)
わずか10年ちょっとの子育て経験だけど、私のFPとしてのコンサル経験と合わせてみて、いやはや資産運用と子育てっておんなじだな~と思います
まず、結論が見えない!!
結論とは、20年、30年後に初めてよかったのか悪かったのか判断がやっとできるという意味で、ポイントポイントでは一喜一憂してしまう
いい時あり、悪い時あり
でも、その時その時考えて自分なりの結論を出していかなければならない
選択の連続である!!
そして、もっとも両方に大事だなと思うことは
あきらめてはいけない!! 続けること!!
よその人の意見をうのみにして、あそこがいい、ここがいい、あの先生はよくない、なんて右往左往しては子供のためにもよくないし、結果の方向性さえも見えてこない
どうしてもやめる、かえるの変更をするときは、自分の決心が一番正しい(もちろんその仮定において、いろいろ調べたり悩んだりするのが前提)
そんな風に思います
資産運用も、自分で考えずに飛びついて、人のうわさに左右されるようではうまくいかない
自分が信じたことを継続しなくちゃ、結果はでない
もうひとつ言えば、子供の教育にしても資産運用についても、始めることは早いに越したことはない
なんせ、なにが正しいかなんて、人に聞いてもわからないことだから(あくまでも子供の状態とか、それぞれ前提条件が異なるから)、なるべく早くに初めてアジャストする必要がる
ついでに言うと、例えば子供の成績を例にとれば、どういう勉強方法がその子にあうかなんていろいろ試さないとわからない
だから早めにその子の能力を見ながら、いろいろ試してみて相性の良い方法を見つけてあげる
これも、最近分かったけど、そうやってアジャストができてくると、伸びは驚くほど大きい
なんでもできるようになるし、ひとつできると、またひとつできちゃう!!
積立投資の複利効果ですよ、まさに
今少し子育ての運用成績は調子いいですけど、またちょっと下がるときはあるんでしょうね
でも、蓄積があるのでたぶんまたそこで今後また伸びていきそうなものをたくさん拾って、次期が来たらまたドーンと成長するのではないかと
そう思います
つまり結局、子育ても資産運用も
信じて続けるってことかな?