沖縄で学生の方が中心のセミナーを1月と3月、続けて担当させていただきました
年金とか、社会保障とか、ライフプランとか、資産運用とか
それこそ20歳になったかならないかの若い方にどうお話をしたら伝わるのか・・・ずいぶん心配しながらのセミナーでしたが、続々といただくコメントが本当に素晴らしくひたすら感激しています
本当にここで披露したいくらいです
私自身、20歳のころ「これからの人生」なんて考えていませんでした
それなりに悩んだりしながら毎日を過ごしていたとは思いますが・・・
あれから25年たち、今学生のみなさんにお伝えしているのは、転ばぬ先の杖
転ぶことは大事だし、痛いおもいもしなくちゃいけないんだけれど、私の25年前よりも確実に厳しい現実に飛び込んでいこうとする若者たちに、やっぱりこころからのエールと可能な限りの知恵を授けてあげたいなと
幸せなことに私は若い方との接点が比較的多い方だと思います
多分お家で主婦していると自分の子どもを中心としたお付き合いに限定されると思うのですが、今の仕事は本当にいろんな方とお会いできる・・・しかも「お金」という切り口で様々な人生とであうことができる
そういう出会いの中で、実は自分自身の若いころがフラッシュバックしてくるんですよね
失敗したり、苦しんだり、もちろんその中で笑ったり
今の自分を受け入れているけれど、もしかしたら別の選択肢もあったかもと思うことも正直ある
でも、戻れないということも知っている
そんなことをときどき思うようになり数年
学生に対してお話ができるというのは、25年前の私にお話をするような気持ちです
この前は、理想の自分を求めることの大事さと
そうではない時に、それを受け入れることの度量ももとうね、っておはなしをしました
実はこの言葉はもし20代の自分に声をかけてあげることができたら、ぜひかけてあげたいと思っている言葉
あの時、ものすごく苦しかったし、逃げることもできないと思ってますます苦しい方に進んでしまっていたけど、方向転換をする自分も許してあげてもいいんだよ、って言ってあげたいなって思うんです
暗いトンネルを抜けてしまえば明るい光があるんだけれど、トンネルも10年となると精神的なマイナスはかなり大きい
45歳の今となると、当時の私に懐中電灯を持たせたり、ナビを持たせてあげたかったと思ったり
そうすれば、明るいところで過ごせる人生が長いかも知れない
そんなことを考えたりして、学生に向き合っています
これまでいろんな講演もしてきましたが、今回の学生のみなさんのように、(フェイスブックという最強のツールを使っていることもありますが)心が震える位うれしいコメントをいただけるのは、本当に幸せなことだと思っています
お伝えするって仕事、続けて良かったです^^
これからも頑張ろうって思います