だんだん気候がよくなると、住宅ローンのご相談が増えます^^
ほんとです
私は年金と資産運用を得意としているので、住宅ローンのご相談はそもそもそれほど多くないのですが、人生家を買うだけじゃ終わらないですもんね
はたして家を買って、子供を育てて、老後の準備をして・・・やっていけるだろうか?と思う方がご相談にいらっしゃいます
つまり、住宅ローンの専門家だと、お話しが住宅ローンでどうしても完結しちゃいますから
っで、時期的なものですが、年が明けるとなんとなく新しいことをしたいなぁ、「そうだ、家を買おう」
になったり
年末年始にお友達同士の交流が盛んに行われ、「えーお前家買ったんだ!!」みたいな話で盛り上がって、あいつが買うなら、おれも
となったり
暖かくなってお散歩がてれモデルルームなんか入ってみて「なんだ家賃と変わんない値段で家買えるじゃん」
となったり
なんだかんだとゴールデンウィークあけまで住宅ローン相談の比率が増えます、毎年(笑)
地域によっては住宅市場の状況は変わるだろうし、文化や価値観も違うので、東京及び近郊に限定してお話ししますが、住宅ローンを組む前に次の5つことを考えてほしいなと
1)ご相談者の多くは30代です。っで、35年ローンを進められてきます。35年です・・・
これまでの人生より長いかあるいはほぼ同じ年数。これからの人生どうなっていくか想像できますか?35年毎月15万円払い続ける覚悟はありますか?
2)ご両親の時代と自分の時代はだいぶ様子が違います。給与が右肩上がり、退職金もある、仕事は定年までなくならない。でも今はどうでしょう?きっとお父さんの時代より厳しい世の中になっているでしょう
3)バブルのころは不動産価格がどんどん上がりました。
いろんな要因があるでしょうけれど、一つは団塊世代が家を必要としたから、需要と供給のバランスで時代が要求したということもあるんですよね。今その年代が60代、そしてあと10年したら自宅を手放して、違うライフスタイルを選ぶ可能性もある。つまりそこで需要と供給のバランスが再度崩れてしまうことも考えられます。
家あまり・・・それも想定しましょう
4)若いカップル、特にまだお子さんがいらっしゃらない方。
大人目線で物件を探しがちです、どーしても。あるいは赤ちゃんをベビーカーに乗せてお散歩するイメージで環境を選んだり。
でも子供は大きくなるし、自分たちの生活パターン、価値観も変わります。そういう可能性を考え物件を見てますか?
5)3500万円を金利2%、35年ローンで組むと毎月の返済額がおよそ12万円です。
確かに家賃払うのがバカらしくなります。でも35年の支払総額は4900万円程度、つまり1400万円ほどの利息の支払があります。
もし借入3000万円を金利2%、35年ローンで組むと毎月の返済額がおよそ10万円です。
で、35年の支払総額は4200万円程度、つまり支払利息が200万円ほど減額できます。
何が言いたいかというと、500万円の頭金があれば、200万円利息を節約できるということ
頭金なしと、頭金ありの違いです。
もうひとつの考え方は、毎月10万円を金利2%で積立できれば、35年後に4200万円が手元にできるということです。4200万円あれば、老後資金としては十分ですし、その中から夫婦二人でくらす家を中古で手に入れたり、ちょっと田舎暮らしをしたりもできるかもしれません。
もちろん2%運用は、ぜったいとは言いませんが、十分できる範囲だと私は思っています
ちょっと文字多くなっちゃいましたが・・・
決して家を買うな!と言っているのではありません。ただ家を買わないオプションももう一度考えてってことです
また新築なのか、中古なのか、戸建なのか集合住宅なのか、いろんな選択肢をもう一度考えてってことです
そのうえで
「やっぱり家が欲しい!」となったら、一緒に家を手に入れる作戦を考えましょう
相談にお越しください
「うーん、どうしよう」となったら、情報を一緒に整理してみましょう。悩むポイントが見えてくるかもしれません(笑)
そういう方も相談ウェルカムですよ~
やっぱり家に対する思い大きいですよね、
私もその思い大事にしたいです
だからこそ、失敗したくない
住宅ローンを組む前に、ファイナンシャルプランナーに相談する!!
ある意味常識です
人生住宅ローンだけで話は終わりません。
そのあと、子供の教育費や、保険や、老後資金や、繰り上げ返済や・・・とお金の問題は次々と起こってきます
それらを、みなさんの横でしっかりサポートする、それが私の役目です